自宅籠もりの食糧事情

特に書くべきことが無い日。
パソコンで絵を描き、いくつかは納品し、いくつかは提案する。

そして部屋の掃除をする。ずっと部屋にいるせいか、掃除の頻度こそ増えているが、埃は結構な量が発生する。今は工作の途中で、ロボット掃除機に任せられない状況なので、余計にゴミや埃が気になる。無人で掃除をしてくれるロボット掃除機は、想像以上に生活の質を下支えしてくれていたのだ。

 

 

 

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食生活について書く。

食材はたっぷりあるし、早く食べてしまいたい食品も多い。
なので食事については大きな問題はない。

少し前に、実家、友人それぞれから、味の濃い佃煮の類が送られてきた。だからうっかりすると、佃煮とご飯だけで食事を済ませそうになる。そういう時は、できるだけ身体に良さそうなものを冷凍庫か冷蔵庫から出して、主菜とする。

2人分を作って2人分を食べてしまうのが独り暮らしの料理だが、今のところはそういう無茶はしていない。学生の時とは違う。
3人分を作り、1人分を食べ、残りは密閉容器に入れて冷蔵あるいは冷凍している。これは冷蔵庫のスペースを圧迫しがちで、食生活においては一番の課題となっている。無理をして4人家族以上でも使えるサイズの冷蔵庫を買っていたとしても、たぶん消費が追いつかないだろう。

カレーについては、2人分を作るレシピを見出した。最初の数工程を済ませた状態で冷凍すれば、1人分を食事の都度に用意することもできる。「豚汁」や「けんちん汁」の類も、半加工状態までは大鍋で作り、食べる分以外は冷凍することにしている。

 

 

一汁一菜やワンプレートメニューならともかく、それ以上の品数を毎回用意するのは、手間と栄養摂取を考えると、ちょっと割に合わない気がしている。とはいえ、今は食事が大きな楽しみとなっているので(南極越冬隊のようだ)、何かの作業中でなければ、揚げ物以外は手間をかけてでも作る。
でも、それ以上に、手抜きをするための努力をしてしまう。

例えば今日は、中華粥を作った。
ちょっと濃い目に作り、大半は冷凍あるいは冷蔵する(また冷凍・冷蔵だ)。
食べる時にお湯で希釈してから電子レンジで温めればいい。
日本のお粥だと、この作り方では米粒が潰れて失敗だが、中華粥は「米に花が咲く」と言われるように、ある程度は粒が割れるほうが正解で、都合が良い。
米を使った手抜き料理としては、最も優れていると思っている。

同時に茹で卵の塩水漬けも作ってみた。
醤油や味噌で漬けたことはあるが、塩漬けは外食でしか記憶が無い。そもそもおいしいのだろうか。

中華粥は米の量が少ないので、運動量が少ない今の状況にはちょうど良い。幸いなことに、早めにお腹が空くようなこともない。

 

ウー・ウェンの北京小麦粉料理

ウー・ウェンの北京小麦粉料理

  • 作者:ウー ウェン
  • 発売日: 2001/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

とはいえ、炭水化物源は、いくらでも備蓄がある。乾麺が数種類、餅もあるし、小麦粉も、もちろんご飯もある。

アパートから散歩圏内に、野菜の無人販売所を見つけた。カブやネギ、青菜を買うことができる。いちばん備蓄が難しい生鮮野菜を安価に手に入れる(ただし品質はそこそこ)場所を見つけた。しかも人混みを避けることもできて一石二鳥。

 

お弁当を毎日作っていたのだから、今だって同じように暮らせるはず。でも、ああいう小さなものをちまちま盛り付けるのは、一人での食事ではなかなかできない。

 

連休中に、もう少し気合の入った料理を作るつもりだったのに、何もできていない。
パンやクッキー、ジャムも作れなかった。

とはいえ、明日からだって暇なのである。幸いなことに、粉も砂糖もまだまだたっぷりと残っている。労研饅頭、あるいは中華料理の饅頭をマスターするのが、この自粛生活中の目標である。

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全然関係ないけれど、Twitterのアイコンにマスクを付けてみた。
ゴムの位置が、実に説明的な感じで格好悪い。
はじめはアマビエ風にしようと試みたのだが、格好悪いどころか気持ち悪いので止めた。
とにかく、早くこの災厄が去って欲しいと願うばかりだ。

 

 

お題「#おうち時間

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