チームラボ「栗林公園 光の祭」
例の新型コロナウイルス禍により中止となった。
2月末までは開催していた。
僕は前売り券を買っていた。2月は忙しく、夜は寒く、そして3月から暇になることがわかっていたので、つい先延ばしにしてしまった。
月が変わって、夜もそれほど寒くはなくなってから、いきなりの中止。残念でならない。
オンラインチケットの常として払い戻し不可だったのだが、今回はきちんとお金が返ってくる。
この騒動が一段落したら、また栗林公園でイベントをして欲しい。チームラボのイベントは都会に行かないと見られないものがほとんど。夜の栗林公園なら、きっと映えるだろう。
夕食を済ませた後に、洗濯も、明日の朝食の準備もして、ロボット掃除機を稼働させて、あとは家を出るだけ、という状態で「もしかして中止かな。いやまさか、人が一箇所に集まるイベントではないのだから、大丈夫だろう。でももしかして」とWebサイトを見たら、中止となっていた。
まあ仕方がない。10000人が楽しんで、100人が病気になって、1人が亡くなったら取り返しがつかない。幸いなことに、僕の人生では「かけがえのない時間」というわけではない。学生が学校に行けないこととは比較できない小さな“残念”だ。
確定申告
国税庁のWebサイトで申告はできるけれど抜けがあると嫌だから、高松駅近くの「ポートタワー」の確定申告会場に行ってみた。
高松市では確定申告の会場はここだけ。そのわりに空いていた。というか、1分も待たずに窓口に案内され、5分くらいで「Webサイト経由で申告する手続き」と「申告にあたってのアドバイス」が終わってしまった。
人が少なく、みな物静かで、マスクをしている人が多い。
「伝染病のトリアージ会場みたいだな」と不謹慎な想像をしてしまった。
しかし役所の施設名にカタカナを使われると紛らわしくて困る。香川県では、ポート、プラザ、タワー、サン、ピア、といった言葉の組み合わせが多い*1。
JR高松駅
せっかく近くに来たのだからと、高松駅にも寄ってみる。
ここは今でも、印象深い場所。
かつて瀬戸内国際芸術祭2016で降り立った「四国最初の駅」であり、静岡の会社に務めていた時には何度も出張で使った駅でもある。
本州側からの電車にとって終点となるホームの構造も好きだ。
特に買うものはないけれど、お土産屋さん兼コンビニエンスストアに寄ってみる。昔はよく買ったお菓子や駅弁が置いてある。初心に帰る、というのも変な話だが、でもこれからも時々は訪れるだろう。
駅前の広場では、マスクを配っている中国の人達がいた。
武漢出身と言っていた。
僕は特に必要としていないので貰わなかったけれど、わりと多くの人が受け取っていた。
「ごめんなさい。そして支援をありがとう」と幕には書かれている。
「謝ることは無いですよ」と声をかける人もいた。僕もそう思う。
にんじんタルト
今日のおやつは「にんじんタルト」。
秋に見つけた小さなタルト専門店「アトリエ杏」で買った。
さすが専門店、といったおいしさ。この店のタルトは今のところハズレが無い。高松市で安心して買える店をそれほど知らない現在、貴重な場所である。