さっぱりした鶏の天ぷらとビオランテ。

ずいぶん暖かくなったので、久しぶりに自転車散策。
高松市の海岸線、大きな造船所や工場がある埋立地を走ってみた。風はまだ寒いが楽しい。

 

遅めの朝ごはんは、地元の人に教えてもらった讃岐うどんの店「あさひ」で。ここはいつも昼時に混んでいる。

 

 

 

推薦するポイントは「イオンに近いこと」「鶏天がさっぱりしていること」だった。
こういうグルメガイドから外れた平熱の感覚は、生きている郷土食ならでは。皆、聞けば麺の特徴なども語るけれど、基本的には「どれもおいしい、人それぞれ好みもあるしな」って感じである。

確かにイオンは近い。徒歩2分。
そして鶏天は、大きくてさっぱりしていた。

鶏の天ぷらでさっぱり、というのはつまり「脂が少ない胸肉」ということだ。鶏肉を褒める時は「やわらかジューシー」が最近の定番だけれど、僕はこの繊維質で脂っ気が無い胸肉は、わざわざ柔らかくしなくても良いと思っている。
そういう点で、たしかにこの店の鶏天は、良いものだ。

サイズも嬉しい。丼の口径(開口部の径)とほとんど同じ。胸肉1枚を平らに切り開いているのだろう。

讃岐うどんの店は、外観だけではその“クラス”がよくわからないことがある。この「あさひ」は、看板も立派で見た目は和風っぽく設えてある。だからテーブルで注文をして、800円〜1200円くらいするタイプのお店だと思っていた。
それが入ってみたら、普通のセルフ式だった。肉ぶっかけうどん(冷 小サイズ)と鶏天で400円台。まあ安い。壁に沿ってぐるりと一人客用のカウンターがあって、テレビがつけっぱなしで、手打ち作業をわざわざ見せたりもしない。実に庶民的な店。

そういえば、未だにこういう「ローカル讃岐うどん店」の、店員さんたちの会話が聞き取れないことがある。4年前に観光で丸亀市観音寺市を訪れた時に「お店のお婆さんたちの会話が全くわからん!ぜんぶ符丁か?沖縄みたいだ!」と興奮したものだが、いま香川県に住んでも同じ状態になる*1
四国の讃岐弁といえば古くて独特のアクセントで有名らしいが、確かに他の「西のことば」とは、ちょっと違う。

 

ゴリラの森、言葉の海

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生きるとは、自分の物語をつくること (新潮文庫)

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ゴジラvsビオランテ コンプリーション

ゴジラvsビオランテ コンプリーション

 

 全然関係ないけれど、今日はAmazonの動画配信サービスで「ゴジラvsビオランテ」を観た。子供の頃に映画館で初めて観た怪獣映画。
たぶん僕が普通の「生き物好き」から「バイオテクノロジーも好き」にシフトした、きっかけの作品。
古いけれど、きちんと面白い。
技術的には「当時の精一杯」だが、映像として見せたいことはしっかり伝わってくる。ワイヤーフレームで描かれたゴジラ自衛隊の3D配置CGから現実の映像に切り替わるところなんて、今のハリウッド映画で同じことを(立地な表現で)している。いわゆる「モニターワーク」で説明を減らす試みは、この時代にもう始まっていたのだ。
なんとなく「シン・ゴジラ」に似ているところが多い。
数十年ぶりに観て気づいたが「基本的に自衛隊の作戦で対応」「政治的な制約がある」「火力では倒せない」といった部分がそれ。いわゆる「大人の鑑賞に耐える怪獣映画」は、どれも似てくるのかもしれない。「ゴジラが口以外から放射能を発する」のも、この作品が初か。

 


Godzilla vs Biollante - Japanese Newsflash/Special Announcement #1

 

では寝ます。
今日のうどんも量が多かった。お昼を抜いてしまった。
16時ころに充実したおやつ(パウンドケーキを焼きました)を食べて、夕食は白菜と焼売と椎茸の鍋。何かが足りない気がする。栄養バランスとかビタミンとかミネラルとか、正しい生活とか。

  

掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集

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小箱

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*1:興奮はしない。