晩御飯の時間に寝てしまって、その後もまるでお腹が空かない。
おやつにチョコレートを食べたせいかもしれない。
バレンタインデー、ということで遠方の友人達からお菓子が届いている。ありがたいことである。
仕事の都合(バレンタインデーが繁忙期)やその他の理由で14日にこだわらない人もいるし、家族への手前ホワイトデーはちょっと…と僕からの“お返し”を本日に求める人もいて、いわゆる若者たちのバレンタインデーとは趣が違う*1。おじさんが友チョコを贈って良いのかしらん、とは思うけれど、誰も損をしていないのだからかまわないはずだ。
ともかく、こうなると聖人の祭日にかこつけた「お菓子好きが2月に甘いものを贈りあうデー」でしかない。鉄道模型愛好家が自慢の編成を見せ合うようなものである。マニアにとっては、好きなものを披露しあうのは“勝負” となる。相手に贈るものならなおさらのこと。
そんな個人的な事情と趣味は別としても、このように、世間の常識に囚われないほうが、別の楽しみを見出しやすいと思う。多く寿ぎ、路傍の草花を愉しめ、というやつだ。
というか、常識なんてものは豊かで安定している人のためのものだろう。富んでいても安定を欠く人、安定しているが貧しい人、そして何もかもが足りない人が無批判に常識と心中することは無い。特に今の時代は、常識に従うだけでは損をする人が大多数だと思っている。
しかしそういう話をすると、「よし、これからの時代はユーチューバーですね」と言い出す人が多い。それこそが常識に囚われているということなのだけれど。
ところで今日のお弁当はこんな感じ。
- とうもろこしごはん
- 白菜とスイートスプリングの浅漬け
- プチトマト
- 豚と鶏と牛蒡と大根の煮物
冷凍のとうもろこしを加熱し、ゴマ油と胡椒で和えてごはんに混ぜてみた。簡単なわりに見栄えが良い。刻んだチーズは入れ忘れた。今朝はばたばたしていて、朝食のスープに放り込んでしまったのだ。
メインの煮物が地味。にんじんかさやいんげんでも加えればよかった。全体的に味は良かったのだが。だいたい豚肉と鶏肉を一緒に煮物にするなんて、数日前の自分が信じられない。わけがわからない。
今週はお弁当を作る日が少なかった。なので冷蔵庫には中途半端な量のお惣菜が残っている。読んでいる小説で「洋風のおかずにチーズをかけてオーブントースターで加熱して食べる」という描写があったので、明日以降に試してみる。ポトフを焼いたらどうなるのか。
それでは寝る。
先ほど雲が晴れて星空が見えていた。ベテルギウスが暗い。
*1:人生とは予想外の連続である。こんな地平に到達するとは…と思うことが多い昨今。いや四国に移住したことだけの話ではなくて。