文旦
1月も中頃となると、お店に様々な柑橘類が並び始める。
静岡も柑橘類の産地だが、四国ほど種類は多くない*1。見慣れないフルーツが1個からスーパーマーケットで買える、しかもお手軽価格。一人暮らしの冬の楽しみとなっている。
そして今日は久しぶりに文旦を食べた。さっぱりして本当に美味しい。
今日のお昼ごはん
- 麦ごはん
- 目玉焼き
- おでん
- 菜の花おひたし(生姜味)
- 蒸したさつまいも
最近は玉子の消費量が多い。プリンにも使うし、日々のタンパク源として食べる機会が増えた。何であれ、食材は使う習慣ができると依存気味になる。
お弁当には朝食の準備中に作った目玉焼きを入れてみた。オーブントースターで焼くと、しっかり火が通った状態でも黄身の色が鮮やかになる。その代わり表面が乾燥し、食感はゴムに似てくる。お弁当に入れると、ご飯の湿気でいくぶん食感が回復するようだ。
菜の花は甘酢に醤油と生姜みじん切りを加えたものをかけてみた。同じような市販品が売られていた気がする。
スピリットサークル
昨年末に病院の待合室で1巻を読んで、気になっていた作品。結局、最終巻(6巻)まで買い揃えた。とても面白い。
本棚に余裕があれば永久保存版にしておきたいほどに気に入った*2。
自分は魂や霊の存在を信じていない。霊魂を認めなくても世界はきちんと説明できる。つまり、三平方の定理や酸素原子とは違う、人が考えたお話だ。
ただし、よくできたフィクションだとは考えている。輪廻転生とか運命とか運勢を設定するだけで、世界を面白く彩る事ができる。
この漫画は2人の少年少女を中心とした、魂の彷徨の物語。
まず、6巻で綺麗にまとまっている点が素晴らしい。それに「魂と輪廻がある世界」において破綻なく世界を説明できているところに感心した。ある意味で、架空の物理法則を組み込んだSFに近い。
エキセントリックなキャラクターやギミックに頼っていないのに超常現象がすっきりと収束しているところも凄い。それから、不自然な説明台詞が一切無い。
漫画好きには有名だが、ジャンプやマガジンには絶対に載らないタイプの作品と作者。
先ほど最終巻を読み終えて、まるで映画館を出た直後のようなふわふわした気分になっている。
干し柿とバター
近所の農産物直売所で買った干し柿が、妙に柔らかくて、べたべたする。数日間、日陰干しをしたら、ぺちゃんこになってしまった。
薄切りにして、バターを挟んで食べる。
禁断の味がする。
こういうものは少しずつ食べることにしている。コストではなく気持ちの問題として、制限するべきだと思うのだ。