さようなら靴下

朝の身支度の時、靴下を履いたら、かかとが破れた。
15年以上前に購入した「スマートウール」の製品。
その名の通り、羊毛を編んで作った厚手の靴下だ。スマート、ということで抗菌脱臭作用などもあるらしい。もちろん、普通に洗濯しても縮まない。

どうしても爪先が寒くなってしまう職場で働いていた時に、アウトドア・ショップで買った。いちばん薄手の「ハイキング・トレッキング」モデルだったはずだ。

その後、何足か買い足して今に至る。
普段から使っているし、秋冬の旅行では第一選択となる。
適度なクッション性と優れた通気性により、1日を終えた後の疲労度が全然違うのだ。

 

 

他にいくつか、羊毛製のニットソックスを買い足したけれど、いちばん性能が良くて、しかも長持ちしたのはこの「スマートウール」だ。
色柄がいかにもアウトドア製品であること、乾きが少し遅いこと*1以外は、満足している。

当時は2000円以上3000円未満の価格だった。15年保ったのだから、十分に安い買い物だった。

というわけで、新しく1足を買い足したい。できれば実物を見て選びたい。
調べてみたら香川県でも取り扱い店舗がある様子。いささかわかりづらい場所にお店があるので、近日中に探検がてら行くことにする。

 

 

ところで今日のお弁当はこんな感じ。

  • 雑穀ごはんwith黒ごま
  • サンマと玉葱の甘辛煮
  • 白菜と柚子の浅漬
  • にんじん檸檬

地味である。
帰省した時に貰った(健康食品会社の)黒ごまのすりごまは、なんだか香りが薄い感じ。大昔の「暮らしの手帖」に、「風味に乏しい黒ごまには胡麻油を少しずつ垂らして混ぜてみましょう。金胡麻に負けない味になります」と書いてあった。確かに胡麻油の添加により、かなり強く「ごま風味」になる。広義の添加物と言っていいだろう。しかし沢山使うには、ちょっとくどいかもしれない。

朝食はお雑煮を食べた。
漬物用に型抜きした人参の“外側”を具として使った。これが完全に「くず野菜」といった風情で、お雑煮の祝祭感がゼロになってしまった。
とはいえ、忙しい朝にお雑煮は実に便利だ。日常のワンプレート(ワンボウル)朝食として、正月以外もお雑煮は活用していく所存。

 

飛田和緒の郷土汁

飛田和緒の郷土汁

 

 

今夜はおでんを仕込んだ。まあ、大根(安かった)を下茹でして、竹輪と厚揚げと茹で卵と干し椎茸と煮ただけだが、でも一応はおでん。
おでんの茹で卵は特に好きではない*2けれど、まあ形式として用意してみた。
かなり薄味。上手くできたら、学生時代に甲府駅で食べた「おでん蕎麦」を試してみたい。

 

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日々が大切 (集英社文庫)

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お題「愛用しているもの」

*1:最小の荷物で旅をする時には、旅先で手洗いをする。ガラパゴス諸島を旅した時は、赤道直下なのに霧に包まれた街に泊まったので、乾かなくて困ってしまった。

*2:家によっては「ひとり1個」など割当が決まっているほど人気の具材らしいが、自分にはその感覚がよくわからない。

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