今日は大寒。水瓶座の始まりにして、黄経300°の日。
1年のうちで最も寒くなる日、と言われるけれど、少なくとも今日はそれほど寒くはなかった。
というか、今年はかなり暖かいのではないか。
寒さで行動が制限されるような事があまりない。いちばん厚いコートもほとんど出番が無い。
しかし家にテレビが無いと、こういう季節のニュースについては全く届かなくなる。政治経済や自然の情報は何かしら耳に入るのだけれど、知らなくてもかまわない情報はどんどん減っていく。
そういえば、朝食時にスマートディスプレイ(モニター?)で流しっぱなしにしているニュースで「暖冬を受けて空調メーカーが売上目標を下方修正」と言っていた気がする。
個人的には、寒さが和らぐのは本当に有り難い。
この四国の瀬戸内海沿岸では、冬でも湿度がそれなりにあるので*1真冬に1回は風邪をひく自分としては、湿度がなにより大切なのだ。
ところで今日のおやつはプリン、昨日作ったもの。
砂糖を減らしたら、いわゆる「たまご臭さ」が強くなった。自分のレシピではバニラなどの香料を使用しないので、砂糖(黒砂糖風味のもの)が効いていないと駄目なようだ。
そして先ほど、明日の分のプリンを用意した*2。
今回は5分ちょうどで、加熱段階まで出来た。
煮切ったラム酒で香り付けをしてみた。ラム酒風味のカスタードクリームもあるのだから、たぶん合うだろう。
「プリン・タイムアタック」は、予想を超えてその所要時間を更新している。このままでは、あと数回のチャレンジでゼロ秒プリン、そしていつかは、マイナス秒でのプリン作成が可能になる。マイナス秒となると、作る前には出来上がっていることになる。これは明確に因果律への挑戦となるが、まだ誰も試したことがない筈なので、試してみる価値はあるだろう。
今日のお昼ごはんはこんな感じ。
- 雑穀ごはん
- 鶏団子と牛蒡の胡椒煮
- かぼちゃの従兄弟煮
- 壬生菜の煮浸し
- キャロットラペ
- プチトマト
鶏団子と細切りの牛蒡を炒めて煮てみた。醤油味では芸が無いので塩胡椒味。冷凍の激安鶏団子の風味を補うため、隠し味程度に鶏ガラスープの素も入れてある。
牛蒡の香りが良い感じ。仕上がりに再び胡椒を振ると、自分の好きな味になる。
キャロットラペは(プリンと同じく)調理時間がどんどん短縮している。効率化の限界というか、手抜きの極みまであと数歩といった段階。千切りはやめてピーラーで削いだあと塩もみ、別に用意したマリネ液と混ぜて電子レンジで20秒加熱、そのまま冷蔵庫へ。ピーラーで削ぎ難い中心部分は別の料理に活用することで、時間短縮を実現した。
とまあ、料理における些末な部分を高速化しても、実のところほとんど意味は無い。趣味みたいなものだ。料理においては、「速い=手抜き」が多くの場合に成立するから、質を下げる事に納得できればある程度の合理化は果たせる*3。でも、こんな雑なことは、誰かが見ていたらできない。そういう意味では、一人暮らしの特権である。