本日15時を過ぎた時点で、今日が金曜日だと思いこんでいた。
帰宅したら映画に行って、夜は日付が変わっても読書をするつもりだった。心はすでに「週末モード」だった。
家に帰る前には「良い週末を!」と挨拶をした(讃岐の地では一般的な週末の挨拶*1)ところ、怪訝な顔をされた。
何人かでカレンダーを見て、今日がまだ木曜日だと確認してから帰ることになった。
帰宅してからもなんとなく釈然としない。でもスマートスピーカーに「今日は何日?」とか「今日は何曜日?」と聞いても、木曜日だと答える。この不完全な世界で僕は明日という未来に向かって旅をしていくしかない。
残念だ。本当に残念だ。
ようやく今週を乗り切ったと思っていたのに。神様に悪態をつきたい気分だが、残念ながら僕は信仰を持たない*2。運命を呪うよりトラブルシューティングのほうが性に合っている。
というわけで、なぜそんな勘違いをしたのか、と考える。
おそらくはご飯のストックが原因だろう。
最近はお米をある程度の量、まとめて炊いて、小分けにして冷凍している。お弁当には必ずご飯を使うから、その備蓄数で何曜日かがわかるのだ。1週間に1回の炊飯、そして日曜日か月曜日に炊く。
でも今週は、いつもよりご飯を食べる機会が多かった。朝か夕食は軽くグラノーラやオートミールや讃岐うどんで済ませることが多い。それをきちんと、ご飯とおかずと汁物を作って食べていたのだった。そういう時は普段ならば週の途中でも炊飯をするからストック切れを起こさないのだけれど、別にルールにしているわけではないから、木曜日の朝に冷凍ストックご飯が無くなることも稀にはある。
ということは、明日のご飯が無いわけだ。
週末のつもりがまだ木曜日だった、というのは残念だが、あくまで精神的な打撃に過ぎない。いずれ回復するだろう。
しかし炊いたご飯は誰かが炊かなくては生じない*3。
とりあえず今日はもう面倒なので、寝る。早めに寝て早く起きて、今日の問題をぱぱっと片付けるのだ。
問題の先送りに対して前向きでも誰にも文句を言われないのが、独り暮らしの良いところ。ちなみに炊飯を誰にも頼めないのが悪いところ。
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ところで今日のお弁当はこんな感じ。
そういえば、お弁当のおかずも、冷蔵庫のストックをかなり使い切るチョイスだった。まあおかずについてはなんとでもなる。