じゃがいもカレー

かつて、じゃがいもを主な具にしたカレーを食べた記憶がある。
肉と、10mm角ほどに切ったじゃがいも、それからたぶんタマネギ。
そういうものを、鎌倉の古民家カフェみたいな店で食べた。
どうして鎌倉でカレーなのか今となっては思い出せないけれど、鎌倉で食べるべき昼食が何か、と問われるとよくわからない。

ともかくそのカレーの、構成のみ再現してみた。
意外と美味しい、というぼんやりした印象があって、そして冷蔵庫にはじゃがいもが余っている。ならば作ればいい。

タマネギは炒める。
生姜は多め。
新ジャガイモは皮もそのままに10mm角に切る。かなり大量に使う。これはさすがに多過ぎではないか、と考えた時点から1個足すくらいの勢いが大切。料理では、自分を信じてはいけない。
下茹でした牛すじ肉*1も加えて煮て、カレールウとカレー粉と唐辛子粉で調味しする。
ここに先日買ったおからを加える。そしてまた少し煮る。

煮る工程を保温調理にしたせいか、じゃがいもは形を保っていた。
ちょっと辛めですっきりした、以外と美味しいカレーになった。
目的は達成した、と思う。

しかし独り暮らしでカレーである。
鍋のままの保存が怖い季節であり、早めに消費しなければならない。
なので、今日は朝も夜もカレーを食べた。チーズや温野菜など多少のトッピング*2で変化をつけたけれど、基本は同じ品。でも仕方がない。

 

今夜はカレー 横幕 NSM-14

今夜はカレー 横幕 NSM-14

 

 

残りは、密閉容器に入れて冷凍したり、冷蔵して保存した。
市販のカレールウを使うと、4人から6人分は作れてしまう。昔と違い、ルウの容器が半分に割れて、半量ずつ使えるようになってもこの量だ。
以前、2人分ぴったりに作ることはできた。調理と片付けの手間を考えると、2人分はちょっと非効率だ。ルウも変な具合に残ってしまう。

 

なのでどうしても、ある程度の量を作って保存することになる。
忙しい時には心強い備蓄だが、いま僕はまるで忙しくないのだ。正直言って、カレーなんて作る理由が無い。21時頃にスーパーマーケットへ行き、値引きされているモヤシと中華麺を買ってきて、適当に炒めて食べる生活を続けるのが経済的だとは思う。しかしそういう事をしていると、精神が病むので、日々きちんとしたご飯を作っている。

 

手間といえば、おからを入れたカレーは、洗い物が楽な気がする。
油脂が落ちやすくなる印象がある。水でも、お湯で洗ったくらいにさらっと洗える。
たくさん入れると味が薄まるし、量がどんどん増えてしまう。
しかしこの不可思議な洗浄作用のため、今後もおから*3をカレーに入れることになるだろう。

 

 

マンガ肉

マンガ肉

 

 

お題「ひとりの時間の過ごし方」

*1:冷凍してあった。下拵えに手間がかかったこともあり温存しがちで、結果として冷凍庫の容積を圧迫する。使う機会があれば逃してはならない。

*2:最近、フライド・オニオンを頻用している。便利。

*3:乾燥させて冷凍してある

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