昼前に次の元号が発表された。
仕事中だがこれくらいの情報は誰かしらが何処からか掴んでくる。他人に訊く前にググる風土の会社なので、11:30過ぎに検索した際に速報を掴むのだ。
元号については特に思う事はない。
自分の年齢だと、前回の「平成」の時のこともよく覚えている。最初の馴染まない感じもすぐ過ぎ去るだろう。
それよりも、役所での手続きで西暦を使わせて欲しい。
今年が平成何年なのか、たまに忘れてしまうのだ。
連続性に欠けるのが和暦の機能的に劣るところであり、例えば今年を「A.H 元年:After Heisei 元年」とすれば万事解決、日本会議の皆さんもにっこりである。
和暦と印鑑、どちらも日本での手続きには欠かせないが、どうにも機能的な弱みが目立つ。30年前ならまだしも、今の時代の実務にはそぐわない。
平成が終わっても新しい時代が来るわけではない点も困りもの。
国の象徴である人が入れ替わるだけで、国民も国土も何も変わらない。まさにこれはお祭り(祀り)である。5月1日、どんな祭になるのだろうか。
平成、といえば最近仕事で知り合った平成生まれの若者が、会うたびにジェネレーションギャップを発生させて面白い。
「音楽好き、バンドやっていたこともあるし、ライブハウスもよく行きます。専門学校でCGや印刷物デザインを学びました」と言う青年、決して阿呆ではない。歳のわりに物知りに見える。
でも、先日は「ライナーノーツ」を知らなかった。CDが売れなくなった後に育った人間なのだ。好きな曲を単品で購入しても、ライナーノーツは付いてこない。
「これどうやって作るんすか。イラレとフォトショじゃ手間がかかりそうで…印刷も特殊印刷っぽいし」とライブハウスで入手したフライヤーを渡されたこともある。40代のロックバンドが開催するライブイベントのフライヤー。
てかてかした変なコントラストの手作り感溢れるフライヤー、それは雑誌や映画のチラシを切り貼りして、カラーコピーしたものだ。さすがに最近は見かけることも少なくなってきたが、まさかロストテクノロジーになりつつあるとは。
逆に新鮮、という言葉がぴったりの世代間交流で、ちょっと楽しい。
今日のお弁当。菰野の「ふじっこばん」の、あおさパン、そしてイチジクとクリームチーズのパン。
ソーセージとスナップえんどうとサラダ。
完全に手抜きだけれど、パンが良いので満足感は抜群。なにしろふじっこぱんである。この店のアオサのパンは好物なのだ。
アルミのコッヘル(メスティン)はこういう副菜の時に便利。たっぷり入り、見た目も雰囲気がある。天気が良ければ外で食べたいお弁当。でも今日は寒かった。
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