ここ数週間、週末にやりたいことの半分もできずに土日が終わってしまう。困ったことだ。
それはともかく、今日は徳島ラーメンというものを初めて食べた。
なるほどこういうものか。
博多、札幌、といった地名がついたラーメンは多々あるが、徳島のそれはどちらかといえば少数派だと思う。少なくとも、日本全国あちこちの幹線道路沿いにあるわけではない。徳島ラーメンの存在は知っていたが、今まで食べる機会が無かった。
味はまあ、きちんとしっかり美味しかった。
ふーんなるほど美味しいなー、以外の感想が無い。
しいて言えば「家でも作れそう」とは考えた。麺やスープから自作する趣味人が、教則本から外れて最初のオリジナルレシピで作るラーメンっぽい。世に溢れる美味しそうなラーメンの要素を加えていった結果の、なんとなくぼんやりした美味しい品、そんな雰囲気がある。
今日は徳島まで行ったわけではない。
香川県の東の外れにまで足を延ばして、たまたまその辺にあったお店が徳島ラーメンのお店だったのだ。
香川県、讃岐うどんのお店が多いのは有名だけれど(コンビニより多い印象)、ラーメン屋などの安い外食もまた目立つ。人口と街の規模に比して明らかに多い。
たぶん普段から外食が当たり前の土地柄なのだろう。軽めの外食をちょっとそのへんで、という発想というか生活習慣が根付いている。
独り暮らしの身としては誘惑が多くて困ってしまう。
仕事帰りや夕実に、家でごはんを作ることをさぼってしまうのだ。
冷蔵庫の食材は余るし、たぶん身体にも良くないし、なにより財布の現金が減る。
現金が減ると、銀行に行く手間が発生する。あれは時間の無駄だ。
自炊は材料をカード払いで済ませることで、支払いを1ヶ月ほど遅らせることができる点で優れている。
今月に入り、引っ越しから続いた特別支出がようやく収束した。同じ支出なら遅いほうが何かと楽なのだ*1。
自炊は単なる節約以外にも色々と利点がある。今日はラーメンを食べながら、なんとなくそんな所帯じみたことを考えていた。
全然関係無いけれど、今日は知らないちびっ子が部屋にやってきて、とてもびっくりした。
鍵を開けたままにしていたら知らない子供が部屋に入ってきて冷蔵庫を漁っていた。同じアパートの別の部屋に友達が住んでいるという。部屋を間違えてすいませんとのこと。
— カトウ (@t_kato) February 24, 2019
もう平成も終わるが、余所の家の冷蔵庫を勝手に開ける小学生って今もいるんだ。ゲーム目当ての子も何処かにいるのかもしれない。
8割方、単なるあわてんぼうで常識の無い小学生男子なのだろうが、それでも何か緊張してしまう。昔からこういう基本的なしつけができていない子供はいたし、そういう子供の家には何かしらの問題が隠れているものだが、最近は子育てに関する諸問題が露わになりやすいので、どうにも嫌な想像をしてしまうのだった。