餅が主食

やや風邪気味、ということで大事をとって自宅勤務。
集中するのが難しいけれど、それでも快適さと気楽さは職場の比ではない。
それに、通勤時間がゼロというのも嬉しい。通勤は自転車で20分足らず、往復で30分と少しくらいだろうか。それでも何かしらの準備や寄り道はするし、寒ければ帰宅してからすぐに家事に取りかかれるわけではない。純粋な無駄、とは言い切れないけれど無ければ無いほうが良い時間だ。

仕事も(顔を合わせたほうが手っ取り早い仕事も多いけれど)溜まったタスクを片付ける日と決めてしまえば、雑音が無い環境はとても有難い。集中せずともだらだらと働ける、それがそれなりの成果になるという不思議。

 

世界の祝祭日とお菓子

世界の祝祭日とお菓子

 

 

ちなみに昼には風邪っぽさも消えて、健康になった。とはいえあちこちで風邪やインフルエンザが流行っている昨今、大事を取るのも配慮のひとつ。

 

ときめく和菓子図鑑 (ときめく図鑑)

ときめく和菓子図鑑 (ときめく図鑑)

 

 

実家から切り餅を貰ってきた。そして自分でもスーパーマーケットで丸餅を買って、それぞれ備蓄している。どちらも個包装の、いわゆる「サトウの切り餅」系の品だ。日持ちするし、料理も簡単。しばらくお弁当はご飯を、家で簡単に済ませる食事は餅を主食(炭水化物源)としていくつもり。

スパゲティや米に比べればコストは高いが、グラノーラやパンよりは安い。とりあえず料理を作れば、餅と組み合わせて一応の食事ができる。汁物に入れれば雑煮になる。鍋に入れてもいいし、普通に焼いてもいい。手間まで考えればコストパフォーマンスの高い主食だと思う。
今日は胡麻油で揚げ焼きにしたものを、白菜やモヤシやニンジンを炒めてあんかけにしたもの*1と合わせてみた。
そういえば大昔(平成の初め頃)に買ったオレンジページ・ムックには「麻婆餅」のレシピがあったのだった。なんでそんなつまらないことを覚えていなければならないのか、まこと人も脳も不思議である。

 

 

世界一美味しい煮卵の作り方?家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ? (光文社新書)

世界一美味しい煮卵の作り方?家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ? (光文社新書)

 

 

 

餅のコストについてはいちど真面目に計算しなければならない。そう考えてもうすぐ2ヶ月が経つ。ご飯1杯がいくらなのか、それすら自分は把握していない。

コストで思い出した。
四国で独り暮らしを始めて驚いたのが、食費の安さだ。
これは香川県の(主に食材の)物価の低さだけが原因ではない。学生時代にスーパーマーケットで1回に支払う額と、今のそれが、ほとんど変わらないのだ。カゴの寸法が同じ、買う人間も変わらない、なのに今の買い物のほうが安い時すらある。
なにしろ日本は貧しくなった。景気が回復したなんて嘘だ。食べ物がこんなに安いのに賃金が上がるわけがないのだ。
そういえばCDアルバムの値段も大昔から据え置きで、これもまた日本の停滞を示す証拠(?)だろう。

 

ところで餅は丸餅が好きだ。
香川県は丸餅が売られていて嬉しい。静岡は角餅が9割以上だった。丸餅が好きな理由は、可愛いからです。

 

米粉で作る うれしい和のおやつ (料理の本棚)

米粉で作る うれしい和のおやつ (料理の本棚)

 
聞き書・ふるさとの家庭料理〈5〉もち・雑煮

聞き書・ふるさとの家庭料理〈5〉もち・雑煮

 

 

 

 

*1:貧相な八宝菜

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。