ことでん瓦町駅の前にあるカレーショップ「きりん堂」に行ってみた。
看板が可愛くて気になっていたお店。
安いし(普通のカレーが400円)たまに前を通ると賑わっているようなので、いつか行きたいとは思っていたのだ。
今日はお弁当を作らなかったので、それじゃああのキリンのお店に行ってみようと自転車を走らせた。実は職場からは近いとはいえないけれど、自称コンパクトシティ(結果的にコンパクトシティ)である高松市ならば、自転車でも短時間で到着できる。
いま知りたい、私たちの「現代アート」 高松市美術館コレクション選集
- 作者: 高松市美術館
- 出版社/メーカー: 青幻舎
- 発売日: 2016/04/01
- メディア: ペーパーバック
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ちょっと遅めの時刻に行ったせいか、お客さんは僕ひとり。
店内は外観よりも“個人店”っぽい。というかこの店、チェーン店なのか?
カレーとチキンカツ(小)を注文して、しばし待つ。
カツは注文してから揚げることになる。フライヤーは熱されているとしても、僕ひとりのために揚げ物をしてくれるなんてなんだか悪い気がする。自分では揚げ物をほとんどしないから、ついそう考えてしまうのだ。
カレーは美味しい。特徴らしきものは無い、穏やかな、普通のカレー。価格からしてもう少し安っぽい味を想像していたのだけれど*1きちんとしたカレー専門店に近い味だった。変な癖が無いぶん好ましいとさえ思えるスタンダードなカレー。
辛さが欲しい時はテーブルのスパイスを加える。
少しでも味は変わる。後半しっかり振り入れると“カレー好きが喜ぶ辛さ”になる。壁には高校生やスポーツ選手の写真や色紙があったけれど、このスパイスをどばどばかけて大盛りを掻き込む姿が想像できる。
ちなみに普通サイズでも十分以上の量がある。お皿に深さがあるので。
わざわざ高松に(あるいは河原町駅に)来た時に立ち寄る類の店ではないかもしれない。近所にあって嬉しい、今日はカレーと決めた時に迷いなく行けるお店。自分としては「職場からの昼休み行動半径にある良いお店」がひとつ増えたことが嬉しい。
今日もきりんはかわいかった。また行こう。
*1:例えば野球場や古い観光地にあるカレースタンドの水準だと思っていた。