自転車で出勤するも昼から雨。
しかし職場は「高松市のアーケード街」の一角にある。ちょっとした外出ならば傘が不要で、こういう時は便利。
自転車で走行可としている商店街と、黙認している商店街、そして監視員を配置して厳密に禁止している商店街がある。最近ようやく把握できるようになった。
雨の場合、この「自転車禁止」の商店街を迂回するルートがとりづらい。商店街の裏通りも屋根が無いから走れない。
といっても、日本最大の規模を誇る高松のアーケード街も、総延長は2.7km。自転車から降りて歩くのがその一部なので、大した距離ではない。全体的にコンパクトな街なのだ。
官庁街から商業ビル、JRに私鉄、プロスポーツチームやその施設と、一通り揃っていることから「リトル東京」と呼ばれることもある、と市の案内パンフレットには書いてあった。冗談みたいな話だが、確かにもっと大きな県の県庁所在地だって、ここまで揃っているところは珍しいと思う*1。あとは地下街とタワーがあれば、ミニチュアサイズのTOKYOである。
夕方には雨もあがり、自転車で帰宅できた。
電車(ことでん)は便利だが明日が面倒なのだ。それに、街から離れていく夜の電車は、ちょっと怖くなるくらいに人が少ない。寝過ごしたらどこか異界に辿り着きそう。
さて今日のお弁当はこんな感じだった。
- 麦ごはん
- センマイ入りベイクドビーンズ
- 茹でた青菜
- 紅大根のピクルス
- 蒸したかぼちゃ
ベイクドビーンズは「業務スーパー」で安く売られていた缶詰を活用。これに茹でて冷凍しておいたヒヨコ豆と赤えんどう豆を加える。赤えんどう豆の色が移ったヒヨコ豆は青黒い不健康な色をしている*2。これにセンマイ(牛の第三胃)を加えると、完全に“異世界の不気味な食事”となる。自主映画で異世界を演出する人がいたら採用して欲しいアイデア。
これは(味以上に)不味いということで、トマトピューレと粉唐辛子で色合いを整えた。良く言えば優しい味わい、悪く言えば決定力に欠ける味のベイクドビーンズ缶もこれでようやく食べられる味と見た目になった。お弁当に適しているとは言い難いけれど、しかし脂が無いから冷めても大丈夫なのは利点といえる。
今になって気づいたが、この創作料理は「ベイクドビーンズとトリッパの混同」により生まれた。作りながら何か違うなあと思っていたのだ。結果的に食べられる味になったから良かった。
紅大根はリンゴ酢と米酢、少しの黒酢と黒砂糖を使ってみた。スパイスは控えめ。酸の働きか、色がどんどん濃くなっていって少し焦る。味は悪くないが、なんというか一昔前の安いお弁当に入っている漬物みたいになってしまった。
夕食はグラノーラとヨーグルト。ふと食べたくなって、買ってしまった。トマトを食べ、野菜ジュースを飲み、そしてカフェイン抜きのコーヒーを飲む。朝みたいな夕食だった。
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