白菜とシウマイの鍋

総じて捗らない日曜日だった。

一応の家事は終えたものの、懸案というか「やりたいこと」は進まず。でもまあ、身体を休めることができた、ということで良しとする。

夕食は鍋で済ませた。
これも手抜き。今日はお弁当の仕込みだけで集中力が切れてしまったので。

本来は「横浜崎陽軒のシウマイ」を使うのが本式らしい*1。あれは干し貝柱が入っているので。僕は冷凍の(スーパーで120円だった)シューマイを使った。

鍋の良いところは、調理中に味を決定しなくても良いところ。食べる時に完成させればいい。

料理は簡単。白菜を山ほど食べるための鍋、なのだと思う。

  1. 白菜を切って鍋に入れる。
  2. 隙間にシウマイを詰め込む
  3. 水か湯を注ぎ、適当に出汁の素を加える*2
  4. 煮る
  5. 胡椒を振る
  6. 白葱を刻んで散らす
  7. 完成

脂と味はシウマイから出る。
ポン酢でも良いが、今日は「胡椒+黒酢」にしてみた。
これは前職の社長が「騙されたと思って試してみなさい」と教えてくれた、「究極の餃子タレ」である。黒酢なのは、たまたま手元にあったから。普通のお酢でもかまわない。餃子をまとめて作ってたくさん食べる家は一度試して欲しい。それこそ騙されたと思って。普通の餃子が一段美味しくなるので。
胡椒は粗挽きでもいいけれど、個人的にはラーメン屋にあるような細かい粉のものが良いと思う。

さてシウマイと白菜の鍋にこの胡椒と黒酢は合うのかというと、ちょっとさっぱりし過ぎている。胡麻油と醤油を少し加えたら味が完成した。

 

 

こういう鍋を作るとき、実家から持ってきた1人用の土鍋では容量が足りない。5号くらいのサイズでは「副菜としてのor酒の肴としての鍋」しか作れない。
というわけで今日はわざわざ1人〜2人用の鍋を買ってきたのだった。自分の場合、野菜をもりもり食べるための(消費するための)料理が鍋なので、2人用でも十分といえる。金属製で平べったい、内側はフッ素樹脂加工の使いやすいもの。風情には欠けるが機能的だ。

では寝ます。
今日は頑張らなかった日。明日、早起きしてがんばる。

 

小林カツ代と栗原はるみ 料理研究家とその時代 (新潮新書)

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*1:小林カツ代氏の本で知った。

*2:今回は味の素の貝柱味の中華スープを使った。無ければ昆布でも何でもいい。薄めを心がける。

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