なるほど実家に帰省するというのはこういう感じなのか。すっかり忘れていた。
家事はほんの手伝いだけ、あとは自分の時間を過ごしている。本を読んだりシャンメリーを味わう、弛緩した休日。
学生時代から何度も独り暮らしはしてきたけれど、今回のような「年末の数日と正月3が日程度の滞在」という短期滞在は少なかった。両親がどちらも退職して家の事がほぼ片付いている状況も珍しい。
ちなみに学生の時は、箱根の足の湖畔にある古いホテルで、住み込みのアルバイトをしていた。あれはなかなかに興味深い体験だった。
そんなわけでのんびり過ごしている。
まず昼食は友人とラーメン屋に行った。ここは共通する友人のお店で、美味しいし綺麗なラーメンがある。素材にこだわる今風のラーメン屋で、きちんとした見た目というのは以外と珍しい。細切りの唐辛子とかではなくて、具材の1つずつがきちんとしているのだ。味噌ラーメンですらそうなのだから凄い。
写真は撮り忘れた。
焼津市のLEOというお店。香川県の食材(小豆島の醤油や息吹島のいりこ)があって、なんとなく嬉しい。
友人と別れてからは、まずはホームセンターへ。四国にはCAINZが無いので、引っ越しの時に「これは今度、落ち着いたら買おう」と思っていたプライベートブランドの品を買っておく必要がある。家事から解放された中途半端な休日だからこそ、買い物くらいは済ませておきたい、という目論見もある。
それから、たぶん今年最後になるケーキを食べた。
藤枝市の「ボクゥボクゥ」でモンブランを。ずいぶん悩んだ。注文して、お皿が届いて、食べ始める直前まで「タルトタタンにすべきだった」とか「サントノレが最適解ではなかったか」と考えていた。
モンブランはひとつの正解だったけれど、でも他の品も食べたい。つまり、ぜんぶ食べたかったのだ。
まだ年賀状は描いていない。年内に出すことを諦めたので、心静かに下書きを(頭の中で)進めている。いつか形になるだろう。とりあえず今日は寝る。
そういえば、Amazonの電子書籍版「天冥の標」がセール中だった。半額かそれ以下。
最新刊を除いた全巻が半額。文庫版は持っていたが処分して、でも電子書籍を全巻揃えるのには躊躇していたので*1今回の値引きは嬉しい。というかたぶん来るだろうと待っていた。だから購入。
支払いはこのブログの広告収入から充てさせていただいた。いつもみなさんありがとうございます。来年もよろしくお願いします。
しかしハヤカワ文庫、どうしてタイトルやシリーズ番号の表記がまちまちなのか。
天冥の標? PART2 ヒトであるヒトとないヒトと (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/10/31
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天冥の標? PART1 ヒトであるヒトとないヒトと (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 小川一水
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今週のお題「2019年の抱負」
*1:700円と少しの本でも、10冊以上あると躊躇する額になる。引っ越しその他で出費が多いここ数ヶ月、既読の小説にそこまで出すのはなかなか勇気が要る。文庫版を処分したのは単に保管スペースの問題なので尚更。