今日は社外で会議をしてきた。なんとも重い内容の話を聞いてきた。
内容については、いずれこの日記に書くべき何かに繋がると思う。つまり、自分の日常生活ががらりと変わる可能性が高い話なのだ。
その会議の時に飲んだのが、キリンの「世界のkitchenから 麦のカフェ CEBADA」。ずっと探していたのだけれど、地元では見かけない。静岡の街では容易に見つかった。
これがなかなか好みの味だった。
コーヒー味か、と問われると「違う」と言わざるを得ない。
ただし、「甘くなくて、苦味と香ばしさが楽しめて、お茶よりも濃い感じの飲み物」としてはコーヒーと同等、あるいはそれ以上だと考える。
「代用○○」が本物より遙かに本物らしくないのは当然のことだろう。それを大威張りで語るのは格好悪い。
「濃い麦茶」みたいなあまりにも「普段のもの」に例えるのも雑だと思う。商品名や説明に引きずられていないか?と疑ってしまう。
コーヒーとは違う、と上では書いたけれど「インドネシアのごく限られた地域で採れる原種に近い豆を、特別な方法でアイスコーヒーに仕立てました。国際市場では評価されませんが最近ではフランスの三つ星レストランで食後に供され話題になりました」みたいな話が付いてくれば、僕はコーヒーだと信じてしまうかもしれない。「どうやって酸味を消すのだろう」と考えながら、しっかり楽しむだろう。
つまり、とても美味しかった。
缶やボトル入りのブラックコーヒーは当たり外れが激しくて、下手をすると変な後味で体調まで悪くする。
だったらこの麦の飲み物を夏のスタンダードにしたほうが安全だ。
夏の間は、アイスティー(スパイス入り)かルイボスティーが仕事中の飲み物となる。これは家で作って持参する。出先では水か炭酸水か、たまにブラックコーヒーをコンビニで購入する。コーヒーと、このCEBADAが並んでいたら、後者を選ぶだろう。それくらいに気に入ってしまった。
しかしこれ、自分で作れるだろうか。
つまり「CEBADAの素」を買えないだろうか。手っ取り早いのはネスレ日本の「MILO」工場に忍び込み焙煎麦芽などを盗み出すことだが、どう考えても賢明とはいえない。
麦芽を炒ったものはブラジルショップにあった気もする。今度、調べてみたい。
ナチュラルでオーガニックの店(カフェインを必要以上に敵視している)で売られている麦芽コーヒー、あれとは違う味だった。
CEBADAはもっと“嫌味”が無い。なんとなく、工場で注意深く抽出し管理された美味しさのような気がするのだが、できれば家で気軽に飲みたいのだ。
さてともあれ夏休み、お盆休みが始まった。
今のところ予定は無い。どこかに行こうか、明日に考える。旅をしたい気分なのだ。