天むす
仕事の合間に立ち寄る小さなコンビニエンスストアがある。
屋号にそう書かれているからたぶんコンビニ。実際は個人経営の惣菜と弁当が主の、村の雑貨屋といった雰囲気の店だ。パン、お菓子、洗剤、それから漬物用の塩。一通り揃っている。雑誌の大半は予約品のようだ。沖縄の離島に行くとこういう店が必ずある。
静岡県中部では山のほう、「バイパスより北側」にまばらに存在する。
そんな店で今日は「海老天のおむすび」を見つけた。
ほとんどの弁当類が手作りなのだが、これはきっちりと(コンビニのおむすび的な)フィルム包装がされている。店頭ポップにも「海老天のおむすび」と書かれていた。
その時は特に何も思わなかった。
ただ、後になって気になりだした。職場に戻る途中で「天むす、じゃ駄目なのか?」と考えはじめてしまった。
まさか登録商標という事も無いだろう。
でも愛知県と三重県以外では「天むす」を名乗れないようなルールがあるのかもしれない。カマンベールチーズの名が、いずれCamembert産のみに限定されるように。
カーブが続く道で、しかも仕事中。
運転中にスマホで調べ物をするわけにはいかない。
気にはなるが日常生活には影響しない疑問ではある。かといって忘れてしまうのも勿体ない。
この「些細な疑問を忘れてしまう事そのものが勿体ない」という感覚について職場で話した時に意見が3つに分かれた。
「なんとなくわかる」
「自分にはその感覚は無いが、そういう人がいることは理解できるし、たぶんt_kaさんが色々な事を知っている理由のひとつだろう」
「自分にはまるでわからない。想像もつかない。むしろ有害ではないか」
有害というのは酷いが、しかしここまで違うものなのか。
僕が職場で“物知り”としての立ち位置を占めているのは、単に最も年長者だからだと思う。あるいは小学生における“昆虫博士”か。
ともあれ自分がいまいちばん欲しいスマホの機能あるいはアプリは、「自動車の運転中に、音声入力でToDoリストに記録」である。Androidの基本機能で近いものはできるけれど、まだまだ使いづらい。それくらいに運転中には色々な事を考えてしまう。
99%はゴミだが、でも人生の一部だ。
濃茶のかき氷
焼津市の丸玉園で濃茶のかき氷を食べた。
追加で焙じ茶のパウダー。お茶好きにはたまらない香りと味。薄茶で濃いシロップを作ってもこうはいかない。 ただし今、少し胃が弱っているのか、後でお腹に微妙な負担感があった。
ギガバイト
NAS(Synology DS218j)の運用は順調。
色々と試して概ね理解した後に、一旦まっさらにして再設定した程度。それ以外は手もかからず、便利に使っている。
内蔵ハードディスクは1台。それから、データのバックアップ用に外付けのハードディスクドライブを接続している。
これらのドライブに「Backup01_4GB」みたいな名前をつけてしまっていた。自分は「大容量=ギガバイト」の時代を経験しているから、未だにこの間違いをしてしまう。「1TB」は間違わないけれど、3TBくらいからGBと混同する。
修正は容易いが、なにしろ多機能な機械である。他の様々な設定に影響する可能性を考えると、たかが識別用の名前で手間はかけたくない。
しかし性格的に、きっと直すだろう。そのために初期化するかもしれない。直せる間違いを放置するのは良くないことだ、それが自分用のデジタル機器ならなおさらのこと。そうゴーストが囁くのだ。
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- 出版社/メーカー: Synology
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しかしこのNAS、とても便利だ。ちょうど出張が多い仕事に就いたこともあって、出先で家のデータを見る利便性を堪能(?)できている。
家族それぞれのパソコンやスマホのデータを全て保存できるのも素晴らしい。しかも簡単操作。設定できることは多いがそのままでも十分に使える、その加減が楽しい。