時計の電池が少ない感じ

今このブログを書いている席(椅子に座って、iMacに向かっています)の後ろ側、天井に近いところに壁掛け時計がある。

いつも秒針が動いても音は鳴らない。だから買ったのだ。
でも昨晩からかちかちと小さな音がする。

そして今確認したら、ずいぶん時間が遅れている。
ちょうど2時間程度の遅延となっている。

時計が遅れはじめたら電池を替えよ、と高校時代の教科書に書いてあった。それをどう英語で書いたら良いのかは忘れたが、その和訳はしっかり心に残っている。
いや、英語の教科書ではなくて副読本だったか。
とにかく「良くない変化に気付いたら、ごく普通の対応をまず実施せよ」という教訓へ繋がる話だったと思う。細部は忘れたけれど、確かそんなストーリーだった。

ちょうどエコロジーが社会的流行となっていた時代だった。
だからこのアメリカ的な「とりあえず電池を替えてしまえば解決!」について、教師は乱暴だと批判していた。いわゆる授業中の余談だ。

 

細かいことばかり覚えている。
自分がその時に何組にいたのか、同級生は誰か、なんて事は忘れた。
よく亡くなった人のことを「かたちを変えて我々の中で生き続ける」と言うが、こうして思い出せない諸々もまた“かたちを変えて我々の中で生き続け”ていて欲しいものだ。そんなに世界は効率が良くない、ただ消え去るものばかり、という身も蓋も無い諦念も嫌いではないのだけれど。

 

ともあれ電池くらいは替えなくては。
かちこち鳴っていると、寝る時に気になる。それに、いつか替えなくてならないのだ。だったら寝る前に交換する。

 

カシオ アナログ掛時計 IQ-58-7JF

カシオ アナログ掛時計 IQ-58-7JF

 

 

お題「愛用しているもの」

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