へびにであう

昼休み、まだ晴れているうちにと近所を散策する。
近くに神社があり、裏手には遊歩道が丘の上にまで延びている。
かつて税金を注ぎ込んで市民の憩いの場に設定したが特に栄えることもなく今は単なる山の道、といった風情の場所。ちょっと登れば誰にも合わない静かな時間が過ごせる。大型車の音と鳥の声だけが聞こえる。人家の屋根がすぐそこに見下ろせるのに人の声はまるで聞こえない。
遠くに海が見える。

 

そんな場所を黙って登っていたら、まずはカラスに出会った。まあ、山と神社と田舎町、カラスがいても不思議は無い。
カラスは一般に嫌われものだけれど、よく観察するとつやつやと深みのある黒が美しい鳥だ。そう思いながらしっかり観察したら、足の周りがとても汚くて幻滅した。でも不吉な感覚は無い。鳥は鳥だ。

それからしばらく歩いて、ヘビに出くわした。
真っ黒なシマヘビ。最初は若いマムシかと思って緊張した。のんびり身体を温めていたのか、近寄ってもあまり動かない。
触ろうとしたらするすると高いところに行ってしまった。

職場に帰る途中で、またしてもシマヘビに出会った。
こちらは車道に降りていきそうだったので、わざと脅して山側へと移動させた。いや、掴めれば久しぶりにヘビを触ってみたかったのだが。

午後からは雨。最初は傘も要らない程度だった。
今はざあざあとそれなりの量が降っている。
会社では集中できないし仕事そのものではないから…と帰宅してから延々と(仕事に活用できそうな)Illustratorの素材やイラストを作っている。あっという間に寝る時刻になってしまった。

というわけで寝ます。
明日は早起き。明後日はもっと早起き。でも冬ではないから、それほど辛くない。

 

福島第一 廃炉の記録

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