緊急の出張が発生し、今はなぜか四国にいる。
僕の仕事には直接関係ないのだけれど、間接的に関わってくる。今後のことも考えて、他の人の打ち合わせに帯同する事になったのだ。
今は取引先というか出資者というか、仕事の関係者の別宅でひとり、夜を過ごしている。急に来てビジネスホテルを定価で、というのもつまらないだろうと泊めてくれたのだ。とても素敵な高級別荘みたいな家だ。
外はとても静か。高松の市街地から少し離れただけとは思えない。そして、後は寝るだけ。
数年前、初めてこの土地を訪れた時は、瀬戸大橋を渡るだけで興奮した。準備だって入念に、数日前から取捨選択した。あの瀬戸内国際芸術祭、秋の旅。
それか今日はもう、荷造りにかけた時間は6分。必要なものをキャリーケースに放り込み、着替えを詰めて、すぐに出発。スーツに着替えるほうが手間取ったくらい。「充電・通信セット」「健康管理・身支度ポーチ」といった旅装モジュールが、先日の旅のまま出しっぱなしだったからこその早業だが(パッキングが雑でも成立するからキャリーケースは楽だ)、それにしても「遠くに来たものだ」と思う。もちろんこれは物理的な距離ではなくて、転職による大きな変化をしみじみと考えてしまう“遠さ”だ。
ともかくそういう夜を過ごしている。もちろん夕食はうどん、と思っていたら、同行者の意向で定食屋さんに行くことに。焼き魚や玉子焼きを食べた。なんだかとても美味しい店。店名は忘れた。
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