友達のInstagramで、ポップコーンがどっさり入ったスープの存在を知った。海外旅行中の写真。オーストラリアで食べたそうだ。
ちょうど夕食に玉葱入りのコンソメスープを用意したので、そこから展開して作ってみた。ポップコーンは、乾物庫に弾ける前のものが少量残っていたので、電子レンジで簡単に作る。
スープにポップコーンを沈めて、軽くかき混ぜているうちにポタージュっぽい何かになった。中華料理のコーンスープにも似ている。
ちょっと考えて牛乳を加えてみたところ、よりポタージュ系のものに変化した。
- 作者: ルドウィッヒベーメルマンス,Ludwig Bemelmans,江國香織
- 出版社/メーカー: BL出版
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: 単行本
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題名は忘れたが、子供の頃に読んだ児童文学で「ポップコーンのスープ」が出てきたような記憶がある。注釈も何もなく、先生に質問してもよくわからない感じだった。
大人になって、アメリカンダイナー風のレストランで、スープの浮き実としてのポップコーンに遭遇したことはある。店自体が「作り物じみたアメリカ」だったので、それほど感心もせず、自宅での料理に応用もしていない。
しかしこの、大量に加えてつくるさらっとしたコーンのスープは、なかなか美味しいと思う。
今回は塩も油もほとんど使っていないが、市販のポップコーンならば、味を決めるのも楽だろう。
玉葱は合う。今日は使っていないけれど、ベーコンも合いそうだ。ジャガイモの角切りまで入れると、わざわざポップコーンを使う意味合いが薄れそう。でも美味しいかもしれない。
ポップコーンが完全に柔らかくなってから(一部は溶ける)お皿に移せば、コーンの外皮はかなり鍋底に残る。だから口当たりはとても柔らかい。
香ばしさがちょっと面白いかもしれない。そういえば、焦げてもいないし全体はとろりとしているのに香ばしい点も珍しい。
胡椒をたくさん使えば良かった。次はもう少し工夫したい。