チーズケーキ
今日は用事があって清水区まで行きました。せっかくなので「Pappus」に寄り道をして、おやつの時間を楽しむことに。色々迷って、コーヒーとチーズケーキを注文しました。
チーズケーキはお店の雰囲気が移りやすいケーキだと思っています。華やかなお店のチーズケーキは、食べてみるとやはり華々しいところがあるのです。その店のショーケースのなかではシンプルで飾り気のが無くて、どちらかといえば無難な品(チーズケーキはしばしばそういう立ち位置を担います)だとしても、それでもやっぱりお店の空気感が出やすい、そう考えています。
僕がよく行く「MARIATHANK」のダブル・チーズケーキはまさにそのわかりやすい例ですね。あまり行かないのですが、「キルフェボン」の有名なチーズケーキだって、しっかりキルフェボンしていると思います。

Qu'il fait bon?キルフェボンからの素敵な贈り物 (e-MOOK)
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そしてもちろんPappusのチーズケーキは、お店の特徴がよく出ていて素晴らしかったです。お皿を眺めた時と、最初の一口目で「ああ、なるほど」と思いました。
こういう感覚を言葉で説明するのは苦手です。だから、食べるか、あるいは想像して下さい。どうせ行かない(行けない)のならば、それで全然かまわないのが、外食のよいところ*1。
でもとにかく、おすすめのお店です。
キンレンカのサンドイッチ
自宅近くの農産物直売所、農協経営のスーパーマーケット的なお店で、キンレンカという野菜を買いました。
葉野菜というかハーブというか、たぶんクレソン的な使途のものだと思います。売っていたのはエディブルフラワー専門の農家で、なんだか珍しい野菜ばかり作っているようです。
そのキンレンカ、見た目は小さな蕗のような蓮のような丸い葉っぱの草で、囓ると苦みと辛みがあります。
そういえば「西の魔女が死んだ」でも、このキンレンカが登場したのを思い出しました。レタスやハムと一緒にサンドイッチにしていたはず。そして確か、主人公の女の子はキンレンカだけそっと抜いていた(苦くて青臭いので)、そんな細かなことだけを覚えています。
となると作るのはサンドイッチしかありません。
幸いなことにハムは冷蔵庫に2枚だけ残っていました。同じく家にあったパンの面積には足りない感じなので細切りにして使います。
レタスは工場製。最近は、このファクトリーメイドの袋入りのほうが日持ちもするし安いため、レタスの類は露地物を買う機会が減りました。
ともかくパンにはバターと塩胡椒、レタスは多めでハムは少なめ、キンレンカもそれなりの量を挟んだサンドイッチが夕食です。夕食には変かもしれませんが、作るのも食べるのも僕だけだから気にしません。蛋白源として目玉焼きを用意したら、ますます夕食的ではなくなりましたが、全然平気。きっと西の魔女も大丈夫と言ってくれます。
野菜のバランスにもよるのでしょう。かなり大人っぽいサンドイッチでした。芥子菜やクレソンのそれに近い気がします。「西の魔女が死んだ」で主人公が苦手としたこともわかるような。
ハムを増やすか、塩気の強い加工肉を使うとさらに美味しくなりそうな味。次に作る時は、バターだってたくさん塗るつもり。個人的な好みとしては、あえて春菊などの“強い味の青菜”と合わせてみたいです。
今になって思い出しました。
直売所の説明文では「ハレンの葉。花も食べられる」とありました。ハレンといえば我が家の庭にも生えているけれど食べたことがありません。カタカナの名前でナスタチューム、だったと思います。花がいつ咲いていたのかは思い出せないし、外は強い雨で、今は確かめるつもりもありません。
ともあれ、いつか試してみたいです。次のために塩豚でも仕込んでおきたい、それくらいの美味しさが感じられた野菜とサンドイッチです。十分に合格点、でもさらに上を目指せる、そんな感じです。
ちなみに写真は撮り忘れました。

世界のサンドイッチ図鑑: 意外な組み合わせが楽しいご当地レシピ355
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今週のお題「私の癒やし」
*1:しかし欲求不満というか、行きたいお店が増えるのは仕方がないとはいえ辛いもの