広島旅行2日目:呉と広島中心街


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呉市の「やまとミュージアム」「てつのくじら館」とその周辺、海の周りをぶらっと散策、それから呉冷麺を食べて、広島に戻り、広島市では平和祈念公園原爆ドームに行って、という典型的な(?)観光旅行をしてきた。


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呉の2つの博物館、それから広島の原爆関連の展示物や建物に関しては長くなるので、後日書くかもしれない。ミリタリー系の知識はそこそこあるし近代史や戦史も好きなほうだが、だから原爆のあれこれも、訪れてみて初めて知った情報というのはそれほど無かったのだけれど、でもやはりその土地に滞在して、今の街を歩きながら考えるという体験は、自分の中に強い感情を生む。その街が立派な大都市で、世界中から観光客が訪れて、そして僕も快適な物見遊山ができている事そのものが、あの戦争について考えさせるのだ。ああ、書けば長くなりそう。

 

 


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それはともかく、広島旅行の夕食は、昨日も今日もお好み焼きだった。

お好み焼き店は、お酒を飲まない一人旅に優しい。どう考えても贅沢ではないけれど、まずどの店で食べても間違いがない(粉もん、というのがそういう傾向があると思う。さらに広島風お好み焼きは、オタフクソースがその味を担保している)うえに、じゃあ家で作るものと同じかというと、やっぱり違うので外食として楽しい。

島風お好み焼き、よくあの層構造を崩さず焼き上げる技術が語られるが、お店で見ている限りでは、店長でもベテランでもそれほど綺麗にひっくり返したりはしない。ふつうに、ぼろぼろとはみ出るし崩れる。ただお店の鉄板は大きく崩れてもまとめやすく、かつ焦げや切れ端を迅速に捨てられる仕組みになっているから、きちんと薄く作り上げることができるのだ。最終的にうまい具合にまとめる為の工夫がそこかしこに見られる。楽しい。


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昨日食べたお店は、あっさりというか、量も控えめで手早く焼き上げ、ソースも少なくて好みで追加するスタイルだった。人によっては、通常タイプの(うどんまたは焼きそば入り)を1つ食べて、次に麺抜きを食べていた。

今日のお店は正当派の、キャベツもモヤシもたくさん積み上げ、焼いているうちに平たくなって、味付けも基本的に焼き上げた時点で完結する、という形。これだと、1枚で十分すぎる量となる。

どちらも美味しい。繁華街の有名店は夕方から大行列ができていたけれど、駅ビル内の「お好み焼きと居酒屋と地元の食事フロア」みたいな場所なら、その有名店の支店でもそれほど並んでない。昨日の今日も、宿から近いこともあり、そこで済ませてきた。

 


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今日もがんがん歩いたから、さすがにかなり疲れている。

夜の散策は控え(でも昨日のケーキカフェ、ムッシムパネンには行った。最高だった)、もう荷造りもお風呂も終えて、静かに体を休めている状態。

うっかり買ってしまった見慣れない食べ物(ガンス、センジガラ)を食べながら、ローカルニュースを見ている。ガンスもセンジガラも、それから広島とはたぶん関係の無い「おきゅうと」も、自分で淹れたミントティーには合わない。でも美味しい。

 
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というわけでそろそろ寝ます。明日は尾道市。元気なら、しまなみ街道を走りたい。

しかしこの街、静岡では非合法デバイスである「傘ホルダー」を装着した自転車が多い。あれは関西のおばちゃんの専用装備だと思っていたが(なんとなく豹柄を想起)、広島の街では老婆から小綺麗なヤングミセスまで使っている。さすが広島。彼女たちがあの有名な「極道の妻」なのだと結論して、今日のブログを閉じようと思う。

 

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