昨年購入したAmazonの電子書籍リーダー「Kindle」がとても便利。先日のセール期間に、ついうっかり、Kindleの上位機種である「Kindle paperwhite」を買ってしまった。
Kindle Paperwhite 32GB、マンガモデル、Wi-Fi 、ホワイト
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: エレクトロニクス
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色は白。マンガモデルの、広告表示無し品。ちなみにWi-Fi専用。
価格はKindleの2倍くらいか。
良くなったところは、まず色合い。電子ペーパーが、その名の通りに、より白くなって、読みやすくなった。今までのKindleが明らかに灰色の、わら半紙的な色だったから、これはとても嬉しい。でもKindleの薄い灰色、あれはあれで目に優しいとは思う。
そして解像度。
Kindleでは、漫画やイラストは、ちょっと残念な品質だった。細い線やトーンはすぐに潰れてしまう。文章ならば気にはならないものの、画数の多い漢字については、やはり欠けや潰れが生じてしまう。
バックライトの有無については、今のところ優劣の判断ができない。暗いところで(例えばベッドサイドのライトだけで)読書をする習慣が無いため。だから今までも不便はしていなかったし、今後も不要ならば設定で切ってしまおうと考えている。とはいえ、選択肢が増えたことは有難い。
記憶容量も増えた。
今までは、読んだ本、特に容量が多い漫画本などは、こまめに端末から削除して、空き容量の確保に努めていた。PDFファイルなどを端末に送信できるのだけれど、それだけでも10数GBの空き容量はすぐに圧迫される。
今回は、「Kindle paperwhite マンガモデル」という、特別に記憶容量が多いモデルを選んだ。デジタル機器に関していえば、潤沢なものが“勝ち”であり、ある程度の潤沢さは使い途さえも変えていく。かつてのiPodではないけれど、ようやく安心して「とりあえず放り込む」運用が可能となった。
残念なところ。
まずサイズが大きく、重くなった。
画面の寸法は、たぶん同じ。上下の枠部分が目立つ。つまり、不要な部分が大きいわけで、1cm以下の違いとはいえ、気分の良いものではない。
重さも、明らかに違う。といっても、たぶん慣れるだろう。十分に軽く、というか予想以上に軽く感じたので、安心している。
厚みが減ったのは有難い。
扱いやすさ、という点では薄さはとても効いてくる。
画面と“ふち”の段差が少ないのも、ちょっと使っただけでその良さが実感できた。
もう一つ、残念なところがあった。
Kindleでは側面にあった筐体の接合部が、前面に移動した。それだけならば別にかまわない。しかしこのパーツの隙間が、ごく僅かだが一定ではないのだった。
よく見ればKindleの接合部だって、接合部はかっちりと一定ではないのだが、しかし側面にあるから気にならない。目に入る部分は、もう少し丁寧に仕上げて欲しかった。
ともあれ、購入してから3分で使用開始可能というのは、Amazonらしくて素晴らしい。充電だってきちんとされていて、今晩から使えてしまう。
さて、カバーはどうしよう、と考えている。
先ほど、とりあえずのカバーを自作してみた。タイベック・シートを切って、ぐるっと巻き込む形で貼り付けた。貼り付けにはいつもの「コマンドタブ」を活用。つまり、以前の「Kindle自作カバー」と同じ構造。
ぺらっとした素材だから、本当に防塵・防擦程度のカバー。白いタイベックは、ほとんど和紙の見た目。早急にきちんとしたカバーを作らねば、という気持ちになっているけれど、週末の旅にはこれで間に合わせる。
こういうデジタル機器を触り始めると、夜がどんどん更けていく。それは睡眠時間確保の敵であるから、もうKindleは放り出して、寝ることにします。おやすみなさい。
Kindle for PC (Windows) [ダウンロード]
- 出版社/メーカー: Amazon.com Int'l Sales, Inc.
- 発売日: 2015/07/17
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