ピーチメルバの思い出と、不思議で嬉しいサービスと。

思い出、といっても数日前のことだが、毎年恒例の「ピーチメルバ」を食べたのだった。
新静岡駅近くの「笠井珈琲店」で、桃の時期だけメニューに登場する素敵で冷たい甘いもの。

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桃は1個分がコンポートになっている。
バニラアイスがたっぷり隠れている。量は多いが、主役は桃。全体に酸っぱいソースがかかっていて、これも桃をより楽しむための工夫、といった感じ。

つまり美味しい。
基本的にコーヒーがセットだが、他の飲み物に変更できる。
僕はそれを知らずに、まあブレンドコーヒー(ミルク抜き)でいいや、とそのままでお願いしたのだが、店主さんがいつもの「ブレンドコーヒー(ミルク抜き)+1/2アイスコーヒー」にできると教えてくれて、後で変更してくれた。

しかし多くの人は、温かいブレンドコーヒー1杯で十分な気がする。ミルク抜き、とわざわざ書くのは、ミルクが無いとコーヒーの量が増えるから。不思議でいい加減なシステムだが、そういう店なので仕方がない。

きちんと注文を受けてから豆を挽き、ネルドリップで丁寧に淹れるわりに、かなり頻繁に「無料のおかわり」が注がれるのも不思議かつ他ではなかなか出会えないシステム。でも嬉しいものだ。

そして、特にカウンター席に座ると、「試しに焼いたから」とか「ちょっと味見してください」と言って、ケーキが貰えるのも不思議(+嬉しい)。
細長く切られた、1/4から1/2サイズのものが多いが、それ以上の品が届く時もある。それがメニューに載っていない、そして妙に美味しいのだから困ってしまう。
もう量的には十分、でもその後にも美味しさがわかる、という外食、特に喫茶の時間は珍しいのではないか。

極めて控えめな、こぢんまりとしたお店なのだが、このサービスを知らずに来店した人は面食らうことになる。
空いている時間帯、できれば少人数で静かに、という条件で、この“店主のサービス精神”が発動しやすいと思う。

 

笠井珈琲店
静岡市葵区鷹匠1-8-6

 

 

というわけで、今日は特筆すべきことのない、ただ多忙なだけの金曜日だった。だから、数日前の美味しかった思い出を書いた。
そういう日もある。

そういえばこんな本を買った。

お菓子の包み紙

僕のための本、だと思う。ちょうかわいい。
可愛いだけでなく、情報も多くて、寝る前にぱらぱら読むのにちょうどよい。全国の素敵なお店も知ることができる。
表紙が浜松市の「まるたや」そのまま、というのも良い。

 

お菓子の包み紙

お菓子の包み紙

 

 

 

(文庫)全国かわいいおみやげ (サンマーク文庫)

(文庫)全国かわいいおみやげ (サンマーク文庫)

 

 

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