ソースカツ丼に慣れるには&朝は必ず不機嫌なリーダー

福井 ソースカツ丼 通販 価格 福井県名物 ソースかつ丼用 トンカツ(冷凍)6枚前後入 3人前目安 特製ソース付 カツの厚みは約5mmと薄いのが特徴

夕食が、ソースカツ丼だった。
トンカツはデパートの地下で買ってきたもの。わりと有名なお店。添付のソースは、きちんとソースカツ丼用とされた品で、作り方のメモも添えられている。
だからこの丼は、まごうことなきソースカツ丼なのだと思う。

でもよくわからない不安感が、ごく僅かだけ心から消えない。
「これでいいのか。完成形なのか。“本式”と同じなのか」と考えてしまう。

たぶん、ソースカツ丼という料理の、まとまりの無さがそうさせている。つまり、ソースとトンカツとキャベツとごはんの味がするだけ、だからなのだ。

普通、料理というものは、もう少し渾然一体となっている。ちくわの穴にキュウリを入れただけでも、何かしら「ちくわとキュウリを並べた皿」とは違う味なり食感が生じるものだ。コーラほどのケミストリーが無くとも(柑橘+シナモン+バニラ)、でもソースとトンカツとキャベツとごはん以上の何かが欲しい。

そして、それぞれがきちんと美味しいのもまた、この不安の元になっている。これはこれで良し、という安定があるからこそ、僅かなことが気になってくる。というか構成要素を分解して成立する側の品々こそ、僕の日常にはしっくりくるのだ。

ともあれ美味しい夕食でした。
きっと“本場”の土地まで行って食べたとしても、ほんのりと不安を感じると思うのだ。うっかり普通のとんかつ定食を注文してしまうかもしれない。

 

高橋ソース カントリーハーヴェスト 中濃ソース 300ml
 

 

全然関係無いけれど、職場の、僕の仕事の「リーダー」さんは、朝が特に、機嫌が悪い。真面目にあろうとするとどういうわけか意固地になるタイプではあるのだが、概ね午前9時30分までは、目下の人間からの意見は8割以上の確率で、否定する。
僕を含め3人がその目下の人間であり、全員で集まって「今日の仕事」を打ち合わせる午前中のミーティングではとても苦労している。
しかし人間とは適応するサルであるから、3人ともそれなりに上手くその性質(?)に対応できるようになった。

僕は、却下されると覚悟したうえで、提案や質問をしておく。いわゆる「言質を取る」という奴で、どうせ手を動かすのは自分だから、せめて責任は分かち合ってもらう心積もりだ。
他の人達はどうしているのか。
ひとりは、諦めて何も言わないで、勝手に進めていく(たぶんきつい言葉で却下されるのが嫌なのだと思う)方針を採用した。一種のルール違反なのだけれど、なにしろ理不尽が続くと人は嘘だって不正だってするものなのだ。
もうひとりは、とりあえず朝は黙っていて、9時30分過ぎに具体的な打ち合わせに入る。そういう工夫を可能としている仕事内容だからこそ、という幸運を活かしたかたち。たまに「朝の不機嫌モード」が終わる前に「あーそういえば朝に聞き忘れたんですけれど…」と話を持ちかけて、酷い目に遭っている。

この話にオチは無い。
そういう人がいますよ、というだけ。
そして僕はこの困ったリーダーさんと仲良く冗談を言いながら仕事ができる。
でも、仕事仲間としては(こういうことが書けるわけだから)信用していない。
そのことを不思議に思う人、もっと言うと不満だと言う人もいる(嘘つき、と思われている様子)。しかし僕は、無駄話をしながら仕事をしたいのならば、それは当然の“真面目さ”だと考えている。別に感情を切り売りしているわけではないので、楽しく働き、かつお互いの能力を考えるのは、矛盾しない。仕事が上手く回るかどうか、とは別の話として。

 

しごとのきほん くらしのきほん 100

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「自分らしさ」はいらない くらしと仕事、成功のレッスン

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