とかげに出会う

春だからだろうか、とかげに遭遇した。
僕の生活圏では、とかげ(ヒガシニホントカゲ)よりもカナヘビのほうが一般的。少なくとも家の周りで、とかげに出会った記憶がほとんど無い。
今日は勤め先の敷地内で見つけた。
海が近い土地だからか、なんとなく動植物が自宅とは異なる気がしていて、だからとかげがいてもそれほど驚かない。

とにかく珍しいものをみた。
捕まえるのは無理そうで、しかも手には大事な道具(200万円くらいする測定器)を持っていたから、ただ観察するに留める。
つやつやして、カナヘビとは違った可愛らしさがある。

生き物に興味が無い人のなかには、とかげやヘビを「ぬめっとしている」と嫌がる人が珍しく無い。あれはなぜだろう、と僕などは思ってしまう。艶はあるし動きは滑らかだけれど、触った経験があれば、どう頑張ってもぬめぬめした感じは想像できなくなるものだ。

とかげといえば「アレクサンダ」。
あれは素敵なお話だ。絵も好きだった。
いつかとかげを飼う機会があったら、名前はアレクサンダにしようと決めている。子供の頃は、そういう洒落っ気は無かった。阿呆だったので。

 

アレクサンダとぜんまいねずみ―ともだちをみつけたねずみのはなし
 

 小説ではよしもとばななの「とかげ」は、好きだ。
たまに引っ張り出して読む。

とかげ (新潮文庫)

とかげ (新潮文庫)

 

 

 

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。