帰る時にちょっとばたばたして、うっかり携帯電話を忘れてきてしまった。
車に乗った時に、あれもしかして、とは思ったのだ。自動的に車のカーナビ兼音楽プレイヤー的なシステムに繋がるはずだが、その表示が無い。しかし電話が無くても不便は無いし、いちど駐車場に出たあとに職場に戻るには面倒が多いため(敷地は広いし、退社後にまた入るには申請書その他が必要)、まあいいやと帰ってきてしまった。
困るのは明日の朝。
携帯電話のアラームで目覚めるのだ。
そして、そろそろ準備をしよう、家を出る時刻、家を出るタイムリミット、といったいくつかのタイミングで時報を鳴らすように設定していて、もうその合成音声が生活に染みついてしまっている。
アラームは、昔使っていた目覚まし時計で代用できる。
時報は代替手段が無いから、時計をたびたび見る必要があるだろう。
それだけなら、不便なだけだ。
でも今、会社にある携帯電話が、明日の朝はアラームが鳴るだろう。さて、どうやって止まるのだったか。5分か10分鳴ったら止まる気がする。止まれば良いのだが、スヌーズだったら困る。10分後にスヌーズ機能が働いて、また鳴るような気がしてならない。
同じアプリが手元のタブレットに入っていて、特に設定をしていない状態ならば「10分間の鳴動の後に停止」なのだが、そういう部分を自分が変えていそうで、怖い。
時報は鳴りっぱなしということはなくて、時刻を2回発したあとは勝手に黙る(だから設定している。忙しい時間に時計を見る手間を省くための工夫なので)から、安心。
帰宅前に、電池残量が残り15%程度だった。
充電して3日目。そろそろ充電する頃合い、だと考えたことは覚えている。夜のうちに電池残量が数%になれば、電話以外の機能は休止するモードに切り替わるはず。電池が完全に切れる可能性もある。
今回に限っては、そのほうが有難い。
ともかく、今日はさっさと寝て、明日は早めに出社する。万が一、職場でアラームが鳴り響いていたら、恥ずかしい。ちなみにアラーム音は、シンプルなベルの音。
書店の新刊コミックス売り場に、最新刊と一緒にひとつ前の巻も置いてあって、しかも最新刊は売り切れ、という状態で、うっかり買いそうになってしまった。
なんとなーく、そういう変なことをする売り場担当者がいそうな感じがあるのだ、この店には。変な客の悪戯とか、誰かのミスではなくて。
これが、うっかり買わせて在庫を1冊減らす戦略だったら、それはそれで面白い試みだとは思う。新刊コミックスコーナーでは止めてほしいけれど。