本を売ってケーキを食べる。

いわゆる「家のことをやる」日曜日を過ごした。
本をまとめて処分する。
シリーズで買い続けていた漫画も、1年読み返していないものは売ってしまう。1年前の今頃に、本棚や引き出しの撮影をしていたので、それと現状を比べる。ただ頭の中で選別するよりも、画像があるほうがやりやすい。効率以上に、気分が違ってくる。

最近は、特に長期連載の漫画に関しては電子書籍にて買うことにしている。そういう“長く追う”漫画そのものが減ったこともあり、そして文庫本を無闇矢鱈と買わなくなったこともあって、ようやく本が目に見えて減ってきた。
ベッド下を占める引き出し3つ、これは個人的に「閉架」と読んでいるが、そこに満杯だった本は、7割程度まで減らせた。それ以外にも本棚があるし、読みかけの本を置く棚もいくつか存在するが、そちらも減少傾向にある。
残念なことに、今回の整理作業で「閉架」を引き出し2つに減らしたかったけれど、そこまでは上手くできなかった。いちおうジャンルなどで整理しているから、ぎゅうぎゅう詰め込むわけにはいかない。

 

さてその本の整理によって、幾ばくかの現金を得た。
BOOKOFFのレシートを見ると納得がいかないから、まず捨てる。そして、そのお金を握りしめて(慣用表現:実際は財布に収納した)、ケーキを食べに行った。

 

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藤枝市蓮華寺池公園近くにある「ボクゥボクゥ」。ここでモンブランを食べた。
世の中には美味しいケーキは数あれど、本を売って食べるケーキは、また格別だ。書くと長くなるから割愛するが、「物語性」があるお金と、その使い方だと思っている。

もちろんケーキとカフェオレだけでは、大きなトートバッグ2つに詰めた古本の価格とは釣り合わない。かなり余る。それはもちろん、本を買うのに使う。
僕の右肩と左肩に、僕の姿をした小さな天使と悪魔がふわふわ浮いていて、その2者が声を揃えて「本を買いなさい」と薦めるのだ。それが正しい使い方だと。
お金に使い途は書いてないのだが、とにかくこの5千円と少しは、書籍代専用である。

 

部屋も片付いたし、ケーキも食べた。
モンブランはマロンクリームにバターがほんのり感じられて、中には甘くない生クリームと、チョコレートコーティングされた焼メレンゲが入っていて、素晴らしい。
昼寝もしたし、新しく購入した加湿器兼空気清浄機も安定稼働している。まあまあ良い週末だったと言える。では寝ます。おやすみなさい。

 

 

ほんほん本の旅あるき

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谷根千ちいさなお店散歩

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チェコのマッチラベル チェコで見つけた、あたたかなともしび

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