今年最初の抹茶部

正しくは茶道部だが、なんとなく抹茶部と呼んでしまう。
今日は、職場敷地内にある福利厚生棟の奥深くにて活動中の茶道部に参加してきた。しばらく休みがちだったけれど、さすがに年初はきちんと挨拶もしたいし、万難を排して今日は顔を出す。

久しぶりの全員参加。先生も喜んでいた様子。
僕はすっかり手順を忘れて、しかも足がとても痺れてしまって、恥ずかしい限り。とはいえ、やはり茶道は楽しい。
所作も道具も、何かしらの理念から生じているのだな、と思わせる。先生もきちんと「なぜ、そうするのか」を教えてくれる。その茶道ワールドの基本原則すらまだ掴めていないが、日常とはちょっと違う世界観を体験できるのは、やはり良い経験なのだと思う。

わがしごと

今日はお稽古の終わりに、お年賀(とは言わない。正月は過ぎたから)を先生に渡した。茶道部の中では最下層民、初心者のなかの初心者である僕だが、おやつ関係に関してはそれなりに“戦力”となれる、そう自負している。別に先生と勝負する訳ではないけれど、頑張ってしまう。
茶道の先生といえば大抵の菓子は驚かない、だからこそ先生にとっての非日常を贈るには、やはり和菓子でなければならない。
というわけで、「wagashi Asobi」の落雁を選択。先日の東京周遊にて購入した。
カモミールローズヒップローズマリーといったハーブ、抹茶やイチゴ、それに季節のものとしては柚子を落雁にしてある。
もちろん砂糖のお菓子だから甘いはずだが、和三盆とは違う不思議な上品さがあって面白い。特にローズマリーカモミールが僕のお気に入り。

先生に贈る分とは別に、お稽古でもいくつか使ってみた。
先生はとても喜んでくれた様子。「正直、和菓子ばかり続くと、って時があって、でもそれは良くない考え方だから感謝して味わうのだけれど、こういう趣向が違う品は“相手をきちんと見て選んだ”ことがわかって、裏千家的にも素敵である」というような評価を、もっと上品な言い方でしてくださった。すごい、褒めるのも上手だ。さすが先生。
基本はネット通販か東京のお店の品だが、しっかりその購入情報もメモしていたあたり、これまた「さすが先生」である。たぶんそれほど「新世代がつくるどちらかといえばアートっぽい和菓子」には興味が無いだろう。でも情報は押さえておく。引き出しは多いほうが良いのは、どの世界も同じ気がする。

 

ちなみに僕はこの店の羊羹が食べたい。
クルミとドライフルーツのイチゴ、イチジクが入った、黒糖とラム酒の風味がする小豆羊羹。先日は売り切れだった。絶対に美味しい。


わがしごと

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