一昨日からいろんな人に祝ってもらって(サプライズが好きな人が多い)、インターネット経由でも言葉をいただくなど、有難い限りだが、今日が本当の誕生日。こんなものは暦の問題以外の何物でも無いのだろうけれど、でも良いものである。その意味では、正月に似ている。
さて、そのお祝いに、遠方の知人からプレゼントが届いた。
春に行った瀬戸内国際芸術祭で買いそびれた瀬戸内の郷土菓子、「おいり」。妹さんが結婚したとのこと。おすそわけ、と書かれていたが、とてもとても嬉しい。
小さな丸い米菓。イクラよりは大きく、だいたいパチンコ玉くらいか。軽くて割れやすい。炒って作るタイプの、焦げ色のつかないアラレで、薄くカラフルな色づけがしてある。糊化した澱粉を乾燥させたものが、口の中でさっと溶ける感じは、オブラートを思わせる。
薄い甘さが、なんとも上品。雛あられを、ぐんとファンタジー寄りにした食べ物かもしれない。
こういう可愛らしい食べ物は好きです。
ばりばり食すものではない。とりあえず蓋付きのガラス瓶に移してみた。愛でたり食べたり、本当に良い品だ。
秋にも瀬戸内国際芸術祭に行くつもりで、今週末くらいから予定を立てる。今回は四国側を拠点にして、2泊程度の旅にしたい。女木島や男木島に行く予定。ああでも、小豆島や直島にももう一度行きたいし、そうなると3泊しても良さそうだと、悩ましくも楽しい想像が止まらない。
でも今日は寝ます。
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