夜の市道を眺めながら

帰宅が遅くなった。通勤路が長いと、残業のつらさが増す。ふうっと一息ついてから、家のドアを開けるまでに、ずいぶん時間がかかってしまう。

 

そんな、家に帰る長い時間に、車窓から眺める風景について思う。

 

もう遅い時刻なのに、ラーメン屋さんは客が多い。子供連れまでいる。
たぶん寝るのも遅いのだろう。「寝る○○時間前からは食事をとらない」みたいな事を信じている人は少なそうな、そんな感じだったけれど。

 

深夜、といってもいい時間帯にもかかわらず、空き店舗みたいなところにお年寄りが集まっていた。「トルマリン羽毛布団の特別説明会」や「生体電気健康法」のような集会かもしれないし、お祭りの準備といった地域の集会にも見える。しかし時間が遅すぎないだろうか。僕はすでに眠かった。

 

 

どんな時刻でも、ウォーキングやランニングの人間が必ず出没する市民公園。今夜は、聖火ランナーがいた。
トーチを掲げて、しっかりしたスピードとフォームで走っていた。ただし火はついていない。だから「聖火」なのかどうか判別はできないが、普通は、トーチを掲げ、ランニングウェアを着て走る人は、非聖火は運ばないだろう。だからたぶん、あれは予行練習だと推測している。
しかし近日中に、聖火を運ぶような大会があるのだろうか。市のマラソン大会ではそういう事はしないだろうし、よくわからない。
そういえば、小学生の時の運動会で、聖火台に火を付けるという儀式(?)があった。当時は、そういうものかな、と思ったくらいだが、今思うとあれは茶番だ。だって、誰が着火したのかは知らないが、あの火に「聖性」があるとは思えないもの。それに、小学校の運動会に聖性が必要とも思えない。

 

そんな夜の想いはともかく、もう寝る。
帰宅して、お風呂に入って、35分で寝る体制にまで持ち込めた。こうしてブログまで書けた。それ以外の多くは「明日に繰り越し」だが、もはや睡眠以外は犠牲にすべき局面だ。明日さえ乗り越えれば、休日。そう考えれば、多少は希望がある。

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