仕事がぽかりと空いたので、すかさず午後は半休を取得した。
細々とした用事が山積み、ちょっとリラックスしたかった、それになにより、今日を逃すとしばらく有給も半休も無理な状況になると予想されたので。
実のところ、午後だって仕事はたくさんあったのだけれど、職場の皆さんと「休める時は休んでしまおう」という共通認識と共闘態勢が、それら「明日以降に回せる仕事」を放り出しての半休を実現したのだ。
そして、今日は「ハーブバーン」という、小さなベーグルとハーブのカフェに行ってきた。
海の近くの、気持ちの良い店。
ベーグルの店、というのに、ついミートパイのランチセットを注文。しかし美味しいので良しとする。パンもバターも野菜も素敵だった。
食後のパンプキンパイも素晴らしかった。
この店、オープン直後に、1回だけ来た記憶がある。すっかり忘れていたが、隣の「しらす干しを作っている家」を見て、天日干しのしらすの臭いを嗅いだら、思い出した。
あのときは何だかばたばたしていて、お店がまだ「できあがっていない」感じがした。だから本当に、できてすぐの時期だったのだと思う。
今はもう、落ち着いて、センスの良いところもそうでないところも、この店の空気として“我が物”にしている。納得感、というのだろうか、ちぐはぐなところが無い。
仕事帰りに、ちょっと寄ることもできる場所でもあるし、また近いうちに行くことになりそうな予感がする。昼しか開いていないのが難点か。
とにかくそういう優雅なランチの後に、病院と、銀行と、そして書店へ行った。その後は知人と会い、お茶をしながら色々と話し、そして今に至る。
さすがに半日を休んだだけあって、これだけぎゅうぎゅう詰めに予定をこなしても、まだ余裕がある。明日以降の、お仕事の余裕については、あえて考えない。
そして寝る。まだまだ眠くないが、こういう時こそ、しっかり寝なければ。布団だって、冬用に替えたのだから(今日の明け方は寒かった)。