昨日から週末にかけて、家族は旅行に行っている。したがって、食事は自分で用意することになる。
特に負担ではない。というよりも、すごく楽しい。
実家暮らしは安楽だが、好きなものを好きなタイミングで食べる、という気楽さは味わえない。もう大人なのだから、自分だけ食べたい品を作って楽しむことは不可能ではないけれど、それでも家族への説明やらなにやら、面倒は多いのだ。
外食だって嬉しい。会社帰りにごはんを食べる、しかもいつもとは違う店で、ということもできてしまう。正直なところ、わくわくしている。
でも残念なことに、昨日の夜、たっぷりと保存の効く料理を作り貯めしてしまった。
あり合わせの材料だが、作り始めると止まらないもの。興が乗った、というのだろうか、1時間弱、延々と手を動かしていた。
だからもう、今日からしばらくは、帰宅して、温め直して、あるいは少しだけ手を加えて、食べるだけ。せいぜい、美味しいパンや野菜を買ってくる位しか、バリエーションが生まれない。
そして今、冷蔵庫にあるものは、以下の通り。
- 大根のライム漬
- ナスのポン酢漬
- じゃがいもと塩豚のスープ煮
- ラタトゥイユ・ピーマン抜き
- さつまいもと天津甘栗の煮物
- コーンごはん
- たまねぎカレー煮
いささか偏っている、気がする。
これ以外に、きゃべつの千切りが2日分くらい、なぜかクレソンと空芯菜、そして、近所の叔父が(おそらく僕を気遣って)届けてくれた青菜とカブがある。というか叔父の野菜は、さきほどベランダに積まれているのを発見した。
これらを確実に消費しつつ、普段は食べる機会の少ない食材を織り込み、しかも仕事の後や忙しい朝に作れるものという制限のなかで、健康な食生活を送らねばならない。
本当はマクドナルドのハンバーガーとか、そういうもので済ませる夕食にも憧れるのだけれど、なかなか上手くはいかないものだ。
昨日、仕込んだ料理に関しては、新しく買った「伝言レシピ2」がとても役に立った。簡単に美味しいもの、という観点からすると、これくらいの本が便利。アレンジも効くし、読むだけでその料理の勘所がわかるようになっている。
やや偏りはあるにしろ(なにしろku:nelの連載記事なのだから)おすすめできる本だ。