ほとんど銀行に行く暇がなくて、というか現金もあまり使わなくなってきたので、可能な限りオンラインで出納がわかるようにしてみたくなった。
今のところ、確認したところで大したアクションは取れないし取らないのだが(そんなに出費に変動があるわけではないし、我慢したり分割したり先延ばしにする大きな買い物も少なく、月収の範囲でなんとかやりくりできているので)でもたぶん、見れば節約もできるだろう、という目論見はある。
というわけで、この種のサービスではかなり有名な「Money Forward」を使い始める。
各種OS用のアプリもあるし、Webブラウザでも全ての操作はできる。アカウント作成も、実に簡単。簡単すぎて不安なほど。
使用方法、というほどのものも無く、悩むことなく導入と設定を進めていく。簡単だが、カードなり銀行なり、あらゆるもののアカウントとパスワードを把握していないと、いちいち面倒ではある。今はパスワード管理ソフトがあるから大した手間ではないけれど、これだけで挫けてしまう人も多いのではないか。
さて、僕の場合、給料の振込先を先日変更したのだった。ネットバンキングが手軽にできる、静岡銀行の口座へ変えたのだ。そして、最低限のお金を入れて、とりあえず来月からの入金を待つ。だから、今日の登録では、ほぼ収入は無い、という風にアプリからは見える。
その状態で、支出のほう、例えばクレジットカードや、Amazonの買い物、そういった設定を、すいすいと登録した。
そうすると、どうなるか。
支出が山盛りの、収支グラフが出現するのだ。
これは気分が凹む。無駄遣いばかりの人生、これでいいのか、という気分になってくる。
だから寝ます。
こういう作業は、毎日少しずつ、こつこつと進めるに限る。1日で終わらせると、後で見なくなる、そんな気がする。それにほら、お金の出入りを眺めるのは、あまり好きではないのです。さらにたぶん、前述のとおり、眺めていても大きな発見も、無さそうだし。
ぼくらの哀しき超兵器――軍事と科学の夢のあと (岩波現代全書)
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