アオハライドの汎用性

仕事帰りに家電量販店に寄った。
カメラを見に行ったのだ(売っていなかった)。
カメラ売り場の横がゲームや玩具売り場で、そこの店員に「アオハライドのメダルやカードを探しているのだが」と聞いている人がいた。
声が大きい人で、しかもずいぶん横柄な態度。だからなんとなく気になってしまったのだが、どうやらこの人は『アオハライド』を、「男児向けアニメ」だと勘違いしているみたいだった。というか、ポケットモンスターや妖怪ウォッチといった子供向けの玩具販売込みの流行作品の“何か”と、頭の中でごちゃまぜになっている。

一度でも『アオハライド』を読む、あるいは見ていれば、そういう間違いはしないだろう。ちなみに僕は知人から「めっちゃ泣ける!」と借りて、でも読んでみたら「ああ、これは僕の為の物語ではない」としか思えなかったので、どんな作品かはわかるが、特に思い入れは無い。

しかし「アオハライド=男児向けアニメ」というのは、素敵な勘違いだと思う。
「来週も“アオハライド”しようぜ!」と、次回予告で言うのだろう。中国にはアオハライド老師(すごく強い)がいて、孫娘はお転婆なのだ。

「アオハライド」というSFロボットアニメも想像できる。アオハライド搭乗者(アオハライダー)は戦場の死神として忌み嫌われ、激戦区に投入される。世界の真実を掴むまで、俺達はあとどれだけ戦えばいい?

 

アオハライド 13 (マーガレットコミックス)

アオハライド 13 (マーガレットコミックス)

 

 

ところであの種の少女漫画、読むには適性か訓練が要ると思う。
たぶん少年漫画よりも、読み方は難しい。僕は得意なほうだが、男友達のなかには「全く読めない」という人もいる。
特にポエムというか、モノローグが苦手らしい。
楕円形の短い吹き出しと並行して、四角い(しばし横長の黒く塗られたスタイルを取る)モノローグが続くあれを「どのように読んだらいいかわからない」という。
少女漫画に限った手法じゃないんだけどなあ、と僕などは思うのだが、でも駄目な人は本当に「読めない」という。
読めたからといって楽しめるかどうかは、また別の話。僕にとっては「アオハライド」が、それだった。たぶん老化が原因だと推測している。

 

さよならガールフレンド (フィールコミックス FCswing)


これは少女漫画ではないが、数カ月前に買って、今でもたまに読み返す、個人的なお気に入りとして紹介したい。
「さよならガールフレンド」という漫画。この作品に書かれた「モノローグ」が、僕の琴線をびんびんと弾く。特に「わたしのニュータウン」の最後のページが好きだ。主人公達の賑やかな会話にかぶさるように「世界が終わらない限り(略)それを希望と呼びたいんだ」と続くモノローグが良い。きっとこのブログを(好印象を持って)読んでくれている人ならば、何かしら共感するところがあると思う。

 

さよならガールフレンド (フィールコミックス FCswing)

さよならガールフレンド (フィールコミックス FCswing)

 
低反発リビドー (ゼノンコミックス)

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