駅前のナコルル

 

サムライスピリッツ ナコルル 【コスプレ衣装・コスチューム】

サムライスピリッツ ナコルル 【コスプレ衣装・コスチューム】

 

 


駅前の公園に、ナコルルおばさんが出没する。

ナコルル、というのは、20年近く前に流行していた「対戦格闘ゲーム」のキャラクター。当時は、とても人気だった。アイヌ人という設定。
そのナコルルのコスプレをするおばさんがいるのだ。たぶん30代後半から40代前半、最近はそれくらいの年齢でも「おばさんっぽくない」人は珍しくないが、この人はもう、見るからに中年女性である。ちびまる子ちゃんサザエさんといった漫画に出てくる「おばさん」的な雰囲気がある。その人がその、ナコルルなのだ。

今日は三脚を立てて、写真撮影をしていた。
駅前にある居酒屋の和風の壁、和風といっても居酒屋だから“つくりもの”なのだが、たぶんそれでも全然構わないのだろう。

 

我が家から山に入っていった行き止まりにある「市民のふれあい公園」には、夕方から夜中まで延々とフラメンコを踊るおばさんがいる。誰もいない公園でひたすら踊るおばさん(ドレスこそ派手だが、でも化粧っ気のない中年女性である)は、とても非現実的である。子供が見たら幽霊の類だと思うだろう。踊りが見るからに自己流なのがポイント。

 

彼女らはしかし、自らの姿と振る舞いに夢中で、周囲は気にしていないようだ。これは揶揄ではなく、本当に羨ましいと思う。自分のために演じる、という行動力の強力な発露。本人達からしたら不満もあるだろうが、傍からは一種の到達点というか、境界の先にある存在に見える。

 

ところで今日は、ルバーブを貰った。
たぶんジャムにしたら1瓶に満たないだろう。でも甘く煮る以外には調理方法を知らない。今から煮てしまうか、週末に火を入れてできたてをパンとともに食べるか、悩ましいところ。明日の朝はご飯だから、ルバーブのジャムの出番は無い。

 

 

 

 

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。