帰宅時に、変な店を見つけた。
田舎によくあるスナック(怖くて入れない)そのもの、といった外観で、看板には「ワンルーム・カラオケ」と書いてある。
ワンルーム・カラオケって何だろう。
カラオケボックスだって一種のワンルームといえる。例えば、コネクティングルーム式のカラオケボックスがあったら面白いとは思うが(自然と偏る人数が興味深い)でも一般的には、カラオケというものは1部屋に唄声を響かせるものではないのか。
小部屋に入って、思う存分歌う、という趣向の店なのかもしれない。
僕にはよくわからない世界。そもそも、カラオケからは10年以上、遠ざかっている。
なんとなく、以前観たアメリカ映画にでてきたハイテク懺悔室を思い出してしまった。
教会に小さな小部屋が並んでいて、それぞれ室内にはマイクが設置されている。音声はオンラインで本部の聖職者に転送される。聖職者はきちんと悩みや告白に答える、というシステム。なるほどハイテクだとは思うが、あれは電話ボックスでは駄目なのだろうか。
たしかノン・フィクションあるいは現実にあった出来事を元にした映画だったと思う。だからアメリカには実在するのだろう。アメリカ人の考えることには、よくわからない部分が多い。アメリカ人だって僕達の考え方はわからない部分が多々あるのだろうから、それは仕方がないことだろう。
僕なんか、ワンルーム・カラオケという発想すら、きちんと理解も共感もできていない。店の垢抜けない外見と、そこから連想するワンルーム・カラオケ世界は、どう考えても僕の好みではない。しかし、「あの店を燃やしてしまえ」とは、絶対に言わない。なぜならば、それが現代の紳士だからだ。ワンルームでカラオケをしたい人は、どうか僕には関係なく、存分に楽しんで欲しいと思う。
ところで今日は、UNIQLOで「レオ・レオニのTシャツ」が売られていた。「なんてことをしてくれたんや!あかんわもう!」って思った。レオ・レオニ、大好きなのだ。
残念なことに、Tシャツは女性用しか無い。大きめのサイズならば女性用でも着られるのだけれど、このシャツはカッティングがいかにも女性向き。丈が短く、襟ぐりが広く開き、袖が短い。長袖Tシャツと組み合わせたら、かろうじて着用できる。
とはいえ、あの鮮やかなプリント柄を、きちんと着こなせる自信は無い。トートバッグなら、迷わず購入していた。アレクサンダとぜんまいねずみ柄、かっこよかった。
ちなみに子供用もたくさんありました。ミッフィーの服とか、実にかわいらしい。しかも安かった。
地方に住んでいると、絵本グッズは展覧会くらいしか購入するチャンスが無い。展覧会の品は、種類が限られていて、高価で、しかも展覧会や美術館のロゴが入っていたりする。あれは大変に困る。
では寝る。その前にイラストを1つ仕上げる。スイミーのTシャツ、欲しかったなあ。
アレクサンダとぜんまいねずみ―ともだちをみつけたねずみのはなし
- 作者: レオ・レオニ,谷川俊太郎
- 出版社/メーカー: 好学社
- 発売日: 1975/04/01
- メディア: 大型本
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