ヤングコーンの缶詰を

忙しいだけで、何かを得た実感の無い、そんな一日。かといって喪失や先送りも無い、ただ、ばたばたとした印象だけが残っている。ようやくさきほど、一息ついた。

日本職人が作る  食品サンプルマグネット ヤングコーン IP-348


今日は職場のベテラン社員のおじさんが、「本当はルール違反なんだけどね。内緒だよ」という感じで、退社時に空き缶を「分別回収BOX:スチールごみ」の箱に投入していた。その缶は、ジュースなどではなくて、「ヤングコーン」の細長い缶だったことが、なんだか忘れられない。
どういう理由で「ヤングコーン」の缶を、会社にまで持ってきて、そして捨てるのか。例えば通勤の電車内で、うっかりカバンから空き缶(未開封の缶を会社に持ってきて、開缶した可能性については話がややこしくなるためここでは触れない)が転がり出たら、困るだろうに。電車内での秘密の渾名は「ヤングコーン」に決定だ。

あるいは僕の知らない間に、「飲むヤングコーン250mL缶」が発売されていて、社内の自動販売機やコンビニエンスストア(敷地内にある。社員証で買い物ができる)で売られているのかもしれない。たぶん初夏には、100円ショップに山積みされる、そういう類のジュース。味はヤングコーン味としか言いようがない、そういう想像は楽しい。

 

 

ビデカフィグ(4号缶)


缶詰といえば、最近はフルーツの缶詰が個人的なブームとなっている。
いちばんのおすすめ、そしてブームの牽引役となっているのが「いちじく」である。どの店にもある、というわけではない。でも珍品という程でもないし、価格も安い。特に「業務スーパー」には必ずあるし、140円程度だから、よく購入している。
原産国は、トルコやギリシャがほとんど。シロップ(シラップ?)は、それほど甘くない。エジプト産のものは、薄く塩味を感じて、異国っぽさが際立っていた。
日本の品種よりも、総じて小粒。缶詰だから火は通っているのだが、しっかりと形を保っている。ドライフィグを連想する形と味わい。缶臭さが少しあるけれど、器を変えると消える。あっさりとした甘みと、独特の風味が癖になる。
今日のように疲弊した夜は、夕食を食べずに、この缶を開ける。半分食べて、残りはガラスのボウルに移して、翌日の楽しみとする。ヨーグルトに混ぜてもいいし、オリーブオイルでソテーしても美味しかった。

黄桃もアンズも大好きだが、今はこの「いちじく」が、日常の彩り。

油を落としたドライプルーンやレーズンと、薄めに作ったシロップ(缶に入っていたものと同じくらいの甘さ。ラム酒を加え、煮切っておく)と、極々少量のキャラウェイシード・パウダーやシナモン、そしていちじくを混ぜて、冷蔵庫で1日置くと、なんだか妙な創作無国籍料理風のものができあがる。なんとなく思いつきで作ったところ、想像以上に美味しくできた。
余力があれば、また作りたい。でも今日はもう寝る。

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