どういうわけか、今年は「ヤーコン」という野菜をたくさん貰う。近所の農家で片手間に作ってみたものを分けてくれたり、家庭菜園の収穫物をおすそ分けしてくれたりと、この1週間でずいぶんまとまった量が我が家に集まった。
とりあえず、きんぴらにして食べてみた。サクサクして不思議な感じ。
「渋みがある」と聞いていたが、皮の周りを剥けば大丈夫そう。ちょっと皮を齧ってみたら、渋というかアクというか、口に残る苦味があった。
今日は鶏の挽肉と一緒に、薄味でスープ煮に。冬瓜のようになると思ったのだが、なんとなく芋っぽい。里芋の筋っぽい部分だけ食べているみたい。
いくつか切ってわかったが、このヤーコンという野菜、熟し具合か収穫地か、何かよくわからないけれど個体差があるみたいだ。可食部の色も、味も食感も、それぞれ異なる。
先ほど試しに切ったものは、生で食べても美味しかった。梨のような根菜、と言えば良いだろうか。薄甘く、歯切れが良い。
オリーブオイルと塩、あるいはレモンや果実酢でマリネしたら面白いかもしれない。ただし生食の場合は、かなり渋みが気になる。ネットの情報によると、酢水にさらすと良いとのこと。
まだまだたくさんあるので、週末にでも食べ方を探ってみる。家族、特に父は、完全に芋だと思っているから注意しなければならない。
- 作者: 中西建夫,亀野貞,原征彦,寺田澄男,高橋敦子,藤野雅丈,独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構近畿中国四国農業研究センター
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