夏の福島旅行でとても美味しかった「牛タン塩焼き定食」を、もう一度食べてみたい。というわけで調べて、静岡の街まで食べに行った。
店はビルの2階。牛タン以外にも色々と肉料理を出す店。ランチメニューとして牛タン塩焼き定食があった。
味は、まあ普通。美味しいけれど、あの旅で食べた時の驚きは無かった。スープは薄いし、牛タンは筋っぽい。麦ごはんだけが多い。
残念なことに、青唐辛子の味噌漬けが添えられていなかった。メニューの写真には有ったのだけれど。麦ごはん、牛タン塩焼き、テールスープ、浅漬け、そして青唐辛子の味噌漬け、それらは欠けてはならない大切な要素だと思う。
とろろは苦手なのでどうでもいい。とろろ抜き、と注文したところ、小さなサラダに替えてくれた。その点だけは良かった。
そんなわけで、静岡県中部にて美味しい牛タン塩焼き定食を食べるのは、今のところ絶望的かもしれない。少なくともGoogleと食べログに頼った情報収集では、他に店は無さそうだ。こういう時、田舎は不便だと思う。
今日のおやつは、マリアサンクの秋の味覚、「栗のモンブランタルト」。コーヒーとともにいただく。
ちょうどおやつの時間が始まる頃で、店は賑わっていた。モンブランタルトはほのかに洋酒の風味がして、コーヒーにとても合う。栗クリーム(?)の量もたっぷり。
先ほどから小説を読み始めた。買ったばかりの文庫本。街の大型書店では、最後の1冊だった。まだ序盤の日常描写だが、ところどころで不穏な言葉が混じる。怖いのだろうか、それとも活劇なのだろうか。