採血、ドーナツ、梅仕事。

1年に1回の定期検診日。朝いちばんに、病院で血を採った。
僕の場合、だいたい採血というと同じパターンになる。

  1. 肘の内側をぱんぱん叩く。手をぐーぱーする。その他、いろいろ工夫するけれど、血管が見つからない。
  2. 手の空いている別の看護師さんに代わる。いろいろ工夫するけれど、血管が見つからない。
  3. ベテラン看護師さんが呼ばれる。じっくり見分するが、血管が見つからない。他の場所からの採血を示唆される。
  4. 他の人とはちょっと違うセンス、ものの見方が出来る(血管発見を特技とする)看護師さんが別部署から呼ばれる。やはり“良い血管”が見つからない。
  5. 最初の看護師さんにより、手の甲あるいは手首から採血する。とても痛い。

こうして、肘の内側以外の場所から血を採ることになる。ちなみに今日は手首の側面から採った。
最初に「いつも血管が見つからないのです」と伝えておいても、所要時間や人員や手順は変わらない。たぶん、看護学的な理由があって、基本的に肘の内側から採ることに決まっているのだろう。

今日の看護師さんは、ひたすら「痛み」を強調する人だった。
特に手首から採血することに決まってからは「痛いよー。本当に痛いよー」と繰り返す。血を採っている最中も「ねえ、痛いでしょ。痛いよねえ。…どれくらい採ろうかしら、もう少し頑張ってね」と声をかけてくれる。痛いのは確かだが、彼女の言葉により、実際より数段強く痛みを感じていたような気がしてならない。それと、どれくらい採るのかは最初に決めておいて欲しいと、心から願う。
なんとなく、採血の後の絆創膏の感覚まで、痛みにカテゴライズされるような気がしてくるから、言葉の力というのは凄い。

血液検査の結果は来月の通院時にわかる。朝食を抜いたので、午前中は空腹で困った。

 

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静岡市の七間町にある「Living Room」にて、ドーナツとコーヒーを食した。
この店では、閉店した「Oak」のコーヒーが飲める。こっくりと濃い、美味しいコーヒー。ドーナツも素晴らしい。小ぶりで甘くて、コーヒー用に作られたような味わい。

小さな店だが、とても素敵なところ。

 

帰宅してから、梅を煮た。
赤く柔らかくなった梅(安くなっていた)を、砂糖と水で煮る。半分はスターアニスとバニラ(極少量)で風味付けした。食べるのは明日以降になる。

 

 

この本を買った。
西洋文化というと「肉とミルク」な印象だが、歴史的には魚が重要らしい。そういえばキリスト教でも魚は多く登場する。特にニシンとタラに着目しているようだ。まだ全部読んでいないけれど、西洋史の大きなうねりと食文化のつながりが分かりやすく書かれた、楽しい本といった印象。

魚で始まる世界史: ニシンとタラとヨーロッパ (平凡社新書)

魚で始まる世界史: ニシンとタラとヨーロッパ (平凡社新書)

 

 

 

 

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