iPod touchを車載オーディオにする

スマートフォンに替えてから用済みとなったiPod touch(一つ昔のモデル)を、カーオーディオとして使っている。ずいぶん昔に試みたら上手くいった。
パソコンに入れた音楽を全て(だいたい40GBくらい)車に持ち込めるので便利。以前は普通のiPod(モノクロ液晶)で、同様の使い方をしていた。

最近のカーオーディオやカーナビならば、専用ケーブルで繋いで、あるいはSDカード等で再生できるのだろうが、僕の古いプリウスの純正オーディオではそういう便利機能が無い。車を買う時に「iPodとオーディオを繋ぎたい」と聞いてみたところ「そんな使い方は想定していない。少なくとも純正オーディオではねっ!」と営業の人に笑われてしまった。9年前は、そういう時代だった。

たまに人にやり方を聞かれるので、備忘録的にここに書いておく。一度、この種の“技術的備忘録ブログ”を書いてみたかった、という理由もある。

 

まずiPod touchと車との接続。
プリウスの場合、後部座席の辺りにカーナビの音声・映像入力端子がある。ちょっと変わった形のコネクタ。ここに刺すケーブルは、自動車用品店で買った。型番は忘れたが、お店で「トヨタ純正カーナビのAUX端子に音声・ビデオ入力したい」と言えば探してくれると思う。
Amazonでちょっと調べたら、こんな商品が見つかった。確かこんなケーブルだった。

コムテック(COMTEC)ビデオ入力コード VCT-111A

コムテック(COMTEC)ビデオ入力コード VCT-111A

 

 青いほうをカーナビの本体へ差して、後部座席のマットの下を這わせて運転席のほうまで持ってくる。途中で長さが足りなくなるのと、赤と白のピンプラグでは困るので(後述)、適当な長さの延長変換ケーブル(ピンプラグ-ステレオミニプラグ)を繋いで、助手席と運転席の間に出しておく。

フジパーツ ステレオミニジャック端子⇒ピンプラグ×2変換プラグ AD-115

フジパーツ ステレオミニジャック端子⇒ピンプラグ×2変換プラグ AD-115

 

 

 

iPod touchからの出力と、充電はこういう機器を使う。iPod touchからは底面のコネクタだけで充電と音声出力ができるから、見た目もすっきりしているし面倒が無い。この音声出力が、前述のステレオミニプラグだった。
僕は家電量販店のiPodWALKMAN売り場の片隅で見つけた。今ならLightning端子のほうが探しやすいと思う。Amazonでも売っている。

Logitec iPhone4/4S/3GS/3G/iPod対応 シガーチャージャー付オーディオケーブル LHC-ACI01

Logitec iPhone4/4S/3GS/3G/iPod対応 シガーチャージャー付オーディオケーブル LHC-ACI01

 

 これをそれぞれ、iPod touchとシガライターソケット、それに前述のステレオミニプラグに繋ぐ。これでカーナビの「ビデオ」モードあるいは「AUX」モードの際に、iPod touchからの音声が再生される。もちろん充電も行われる。

最初は、適当なUSB充電用シガーチャージャーと、iPodコネクタからUSBと音声出力を分岐するケーブルを組み合わせてみたのだが(安上がり)、モーター走行時にノイズが入るので早々に使用を中止した。その辺り、Logitecなどの品はフィルタ等が入っていて問題無い。音質も悪くない。

 

 

iPod touchの設定は以下の通り。

  • Wi-Fiは「OFF」。
  • 写真など、個人データはできるだけ消す。アプリも非常用ツール程度を残しアンインストール。
  • 「LeechTunes」のインストール。
  • ロック画面の無効化。

音楽再生専用端末として使うため、通信はしない。万が一の紛失や、容量の確保のためにも不要なデータは削除。
運転開始時にロック画面が出るのは邪魔なので、いわゆる「Jailbreak」を行い無効にした。これは人それぞれ、好みに応じて行えば良いと思う。

そして音楽再生アプリは、いくつか試した結果「LeechTunes」を選んだ。充電中(つまり運転中)は画面をロックさせない、給電が絶たれると(キーを抜くと)一時停止、といった設定ができる。
タップやフリックでほぼ全ての操作ができ、小さなボタンなども無いので運転中も使いやすい。デザインも控えめで、好みに合っていた。iTunesのプレイリストもそのまま使える。無料の「LeechTunes Lite」でも良いが、安いので全ての機能が使える有料版にしてみた。

LeechTunes

LeechTunes

  • Leechbite Apps
  • ミュージック
  • ¥200

 

上記の設定をすれば、キーを差し込めばiPod touchの電源が入り、ワンタップで再生が開始され、運転を終えたら勝手にiPod touchは電源OFFとなる。
これで自動再生できれば言うことが無いのだが、自動でアプリを動かすことは通常はできないらしい。

 


iPod touchスマートフォン用ホルダーを使って、運転席と助手席の間にあるカップホルダーに固定してある。ここなら手も届くし、運転中に目障りではない。

 

想定していなかった問題としては、真夏に室内温度が上がると、iPod touchの保護機能が作動して冷えるまで操作できなくなることが挙げられる。夏の昼間、日向に駐車しておく時はiPod touchだけコンソールボックスに入れておく必要がある。これはカーオーディオには無いトラブル。

 

 

いずれスマートフォンに全ての音楽データを入れて、Bluetoothか何かで自動再生させたいし、いつかはそうなるのだろう。
しかし今のところ、この「操作と表示とデータ」が一つにまとまっている、iPod touchのカーオーディオ化は、自分にとってはとても使いやすい。そもそも、スマートフォンで音楽を聞く習慣が無いし、iPod touch自体を長く使い続けているので、そのまま車載用途とするのにぴったりだったのだ。

友人は、同様の手法で、古くなったiPhoneを車に繋いでいる。iPhoneを捨てられない人は、車載オーディオにすると良いかもしれない。

 

 

 

 

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