朝からスターバックス・コーヒーに行き、コーヒーを飲みながら勉強をする。来週、PowerPointの試験を受ける。しかしPowerPointの操作方法なんてものを本で読みながら学習して、きちんと合格できるのだろうか。リボンとタブとダイアログボックスを想像しながら学んでいるのだが、心配は尽きない。なにしろPowerPointのインストールされたパソコンが自宅に一台も無いから、仕方がない。
そのスターバックスにて、ちょっと変わった一団と遭遇した。
見た目はジョギングサークルの中年男女といった感じ。お揃いの、派手なぴったりとした服を着ている。8人くらいの集団だった。
その中の数人が、手にコーヒータンブラーを持っていて、カウンターで「これに水を入れてくれ」と頼んでいるのだ。
どうしてジョギングにタンブラーが要るのだ。プラスチック製のスポーツ用水筒じゃないのか。何も買わずに水だけ要求するのか。その水を持って走るのか。なぜ列に並ばないのか。
色々と興味がわいたけれど、僕は勉強中の身だから動けない。幾人かは、その場で水を飲んでいたようだが、果たして彼らは何だったのだろうか。
別に善人ぶる訳ではないけれど、自分はこういう「店に入って無料で済ませる」という行為が出来ない。たとえ喉が乾いていなくても、お腹が空いていなくても、その店が想定する最低ライン(と思われる)支払いはする。
ずいぶん前、自分が若者ではなくなった頃、つまり街に溢れる年若き人達が煩わしくなった頃に、「そういえば、最近の若者は水だけでも平気なのだな」と気がついて、ちょっとびっくりした記憶がある。例えばマクドナルドやファミリーレストランで「おれ金が無いから水でいいっす」みたいな事を言う人がいても平気な集団を、わりと頻繁に見かけるようになったのだ。
「生まれた時から不景気なのだから、仕方がないのでは」というのが友人の分析。実際のところ、どうなのだろう。僕自身は、ファストフード店やファミレスにあまり連れていってもらえない子供時代を過ごしたので、あるいは昔から当たり前なのかもしれないけれど。
まさか彼らにインタビューする訳にもいかないから、謎は謎のままである。
ファストフード店で、商品を買う前に席に陣取ってくつろぐことも、僕には出来ない。これはいつの間にか、特に子供達の間では当たり前になっているみたいだ。
全然関係無いが、喫茶店でパフェは「飲み物」になるのだろうか。
親しい人達から聞いてまわったところ、「あれはスイーツにカテゴライズされるから、飲み物を別に頼むべき」が2割、「単品で注文は完結する」が7割、「気にした事が無い」が1割だった。
「そもそも『喫茶店では飲み物を注文しなければならない』という発想が間違っている」との指摘も数多く受けた。
僕の観察によると、女性は甘いもの単品でも平気な人が多い。カフェやケーキ専門店でケーキだけ食べる人も多い。男性はそれぞれの信念に基づき、神経質になる(あるいは悩む)。
僕はコーヒーもパフェも好きだから、迷わず両方注文する。いまのところ、例えばお金が無いといった理由で、片方を断念した事も無い筈(持ち合わせが無いのなら店に入らない)。幸せなことだと思う。
今日のおやつは、「マリアサンク」にて、パイナップルとマンゴーのケーキを食べた。色鮮やかな、とても美味しいケーキ。海外旅行中に食べたことがあるような、良い意味で異国感があった。
ちなみに紅茶はアールグレイ。いま読んでいる本に「香水みたいに臭い紅茶」と書かれているアールグレイだが、僕は好きだ。
連休中、晴れている間は自転車に乗るつもり。
今日はSTRIDAで静岡の中心街をぐるっと回った。
全然知らないおじさんから「保守部品をつけて、ナンバーをきちんと表示せよ」と注意された。「これは自転車である。原動機はついていない」と説明したのだが、どうも納得していないようだった。ペダルを踏んで前に進めば自転車だとわかって貰えるだろうと考え、サドルにまたがり進みだしたら何やら怒りはじめたので、怖くなってそのまま逃げてきた。明日以降、出会ったらどうしよう。