故障したスマートフォン「Xperia Z」から、新しく届いた「Xperia Z」に、設定その他諸々を移した。同じ機種だからできるだけ同じ使い心地にしたい。
パソコンを介して、あるいは直接のケーブル接続により、完全なコピーもできるのかもしれない。しかし今日は、1つずつ必要な設定だけを手作業で行った。あまり使わないアプリなどは入れておきたくないし、不要な設定も多いと思う。データと設定の棚卸し、あるいはデジタル断捨離とでもいうべき作業をしてみたかったのだ。
アドレス帳などは、docomoのデータ移行ツールを利用した。
アプリケーションは、Googleのアカウントを設定した直後に、自動でインストールされた。それを以前と同じように並べ替え、フォルダに入れていく。
その後にバックアップツールから細々としたデータをリストアする。今日は「JSバックアップ」というアプリを使った。
そしてアプリケーションごとの設定は、ほぼ手作業。この部分をまとめて移行させるツールがあるはずだけれど、よく使うアプリは20個程度なので手作業で終わらせてしまった。パソコンにアカウント情報のメモ書きを表示させて、それを眺めながらユーザー名やメールアドレスやパスワードを入れていく。あるいは古いほうのスマホの画面を見て、どういう設定だったのか調べながら作業をしていった。適宜、パスワードの更新なども行った。
アカウント関係で面倒だったのが、FacebookやTwitterのアカウントに紐付けしたもの。ほとんどのサービスで、そのアカウントを作った時のことを覚えていない。どれと紐付けしていたのかわからないまま適当に設定をすると、新しいアカウントが生まれてしまう。
最後に細々とした設定や見栄えを整えて、作業完了。
途中で挫けそうになるくらい面倒だった。出来る限りのデータをSDカードに移してあったし、元々それほど消えて困るデータも設定も少ない使い方をしているから助かったものの、やはり疲れるものは疲れる。それに壊れた部分がカメラだけ、というのも助かった。2つのスマートフォンを並べて、お互いに比較しながらの作業だったことは幸いだったといえる。
明日使ってみて、不具合が無ければ古いほうの機体は初期化する。そしてdocomoに送り返して、今回の故障の件は終了する。
そんなわけで、平日の休日はスマートフォンに時間を取られてしまった。それでも午前中は、喫茶店に行きコーヒーを飲みながら、読書をして過ごせた。
今日はこの本を読んだ。
わかりやすさ、という点では現在出版されている本のなかでもいちばんだと思う。かなり気を遣って書いた本、という印象。読み終えたら友人に譲るつもり。