アボカドの春

年若き知人から「めっちゃ美味しいから食べて下さい」と教えてもらったマクドナルドのアボカド・ビーフ・バーガーを食べてみた。
きちんと角切りのアボカドが使われている(角は取れているが、いちおう角切り)、それなりに美味しいハンバーガーだった。アボカドディップではないところが偉い。しかしマクドナルドで食べると、どこか発展途上国の工場で低賃金労働者がアボカドを剥いているところを想像してしまう。だから食欲が落ちるとか、そういう事は無いのだけれど。贅沢をいえば、もう少しアボカドの量が欲しい。

ところで、僕の日常では「めっちゃ」という言葉は滅多に登場しない。TVに出てくる芸人の言葉というか、まあ若者言葉の部類なので、ほんの少し抵抗を感じてしまう。三重県にいた頃は、老若男女が使っていて、特に何も感じなかったのだが。

アボカドとは関係無いが、最近の若い人達は、とにかく挨拶とお礼だけは元気だ。特に「ありがとうございます」に屈託が無い。でも敬語にはそれほど気を遣わない。加えて、仲間を褒めることにも熱心な人が多いと思う。

 

アボカドといえば、部屋にある鉢植えは、大変に危機的な状況にある。
1つの鉢は、葉っぱが全て落ちてしまった。もう1つのほうも、半分枯れた葉が1枚だけ残った状態。
どちらも茎は濃い緑色でしっかりしているし、先端には柔毛に覆われた小さな芽が伸びかかっているから、これから復活するのかもしれない。
例によってインターネット検索による情報収集をしたところ、「葉が落ちたらもう終わり。諦めましょう」と、「環境が変化した時に全ての葉が落ちる時もあります。落ち着いて経過を見ましょう」という2つの意見が見つかった。
どちらの説に賭けるのか、と考えたけれど、部屋に枯れ木が2本あっても別にかまわないから、とりあえず水だけ与えて放置してみることに決めた。
どうも僕はこの「放置」が苦手で、あれこれ手を加えて失敗してしまう。そういえば、昨日の夜に葉っぱに水を吹きかけていた時に、最後の1枚が落ちたのだった。

もうすぐ新刊が出る。買わねば。

女のいない男たち

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