空白の1日に油を仕込む

今日も平和だった。日記に書くような事件は無かった。
天気は晴れ、気温は15℃を超えた。昼休みに少し散歩をして、ネコを眺めた。帰宅前に書店に寄った。
今日も講習を受けているから、学んだことは幾つかあった筈だが、まるで印象に残っていない。良くも悪くも、平穏な日といえよう。

そういう日常に変化をつける意図もあって、インターネットで知った「花椒油」を作ってみた。作ってみたというか、単に材料を混ぜて熱しただけ。今日はゴマ油(白絞)と花椒を炒めて、仕上げに普通のゴマ油を加えた。
生のニンジンに使ってみた。いつものように細く切ったニンジンに少し垂らして和え、ついでにゴマも摺って混ぜる。そして塩で調味して食べる。ナムルとはちょっと違う、なかなか食べ応えがある品になった。
少しの花椒で、ニンジンサラダにして10回分は油が作れた。たぶんキャベツにも合うのではないか。あるいは挽き肉と炒めても使えそう。

花椒油の成功に気を良くして、胡椒でも同様に油を作った。こちらはサラダオイルを使用。ベトナム旅行で買い込んだ、そして持て余していた粒胡椒(グリーン)を使い、加熱は最小限に留める。
ずいぶん辛いものができてしまった。僕は好きだけれど、両親は嫌がるかもしれない。

朝食だけ、米飯の代わりに、せんキャベツを食べている。少しずつ体重が落ちてきた。はじめは手作りのノンオイル・玉ねぎドレッシングを使っていた。今は飽きて、塩とゴマ油か、ウスターソースで味付けをしている。レモン汁だけ、という日も多い。
花椒油にしろ胡椒油にしろ、この毎日のせんキャベツに使ってしまおうと考えている。

辛い油を2種類作ったからといって、日常がカラフルになるわけではないけれど、とにかくこうして日々の合間に日持ちする品を作っておくと、それだけで少しだけ食卓が豊かになる。
そして全然関係ないけれど、今から大根切り干しを煮る。これは明日のお弁当に使う。

 

わたしの保存食 四季のジャムと甘煮―コンポート・ペースト・果実酒など

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。