今日は「Windowsパソコン初歩講座」みたいな講習を受けた。僕としては全く必要が無いのだが、3ヶ月のカリキュラムに組み込まれているので休むわけにはいかない。それに、基本操作は(特にパソコンは)共通のやり方に統一しておかないと、これから先に講師の側も困るだろう。両親のパソコンはWindowsVistaで、僕のiMacはOSX、過去に使っていたのはWindowsXPなので、最近のWindows(7と8)は、ちょっと新鮮に感じた。
講習といえば、今日は「日本語入力」から習ったのだが、その例文がちょっと変だった。「きょうふのみそしる」という言葉を、5回くらい色々な変換方法と文節区切りで漢字変換させられた。他に良い例文が無いものなのだろうか、と考えながら「今日麸の味噌汁」と入力していった。あるいは「恐怖の味噌汁」と。
それにしても暖かい日だった。厚手のシャツとカーディガンだけで外を歩いて、とても快適だった。今になって少し寒くなってきて、山のほうは低い雲が出てきた。夜は冷えるのかもしれない。
耳が遠くて声が大きいお婆さんが、駐車場の近くに住んでいる。
帰宅した時にすれ違ったので「こんにちは」を声をかけたところ「オカクレサマ?じゃあないよねえ。オカクレサマと間違えちゃったよ。目の感じとか...。ごめんごめん」と言われた。しばらく会わないうちに耄碌したのかもしれないが、見た感じは元気でしっかりした人である。
「オカクレサマ」とは何なのだろう。
なんとなく、都市伝説や伝承にありそうな響きの言葉である。ホラー映画なら、対処を誤ると酷い死に方をするタイプの怪異。
というわけで、今夜あたり「オカクレサマ」が僕の部屋を訪れるのかもしれない。僕は幽霊の類を信じないから、もちろん霊的な対抗手段を一切持っていない。幼稚園を卒園した時に、ロザリオとマリア像を貰ったけれど、それらは倉庫にしまったまま。御守も破魔矢も無いし、実は初詣の時に柏手も打たなかった。
先ほど、Googleで「オカクレサマ」を検索したところ「0件です。別の言葉で調べろ」と言われてしまった。困ったことだ。
それはともかくとして、今日のおやつは「落花生の大福餅」。餅に落花生の粉が練りこまれていて、餡は普通の小豆餡。千葉土産としていただいた。美味しい。