今日から3ヶ月間、コンピュータに関する講習というかセミナーを受講する。
それは特に問題がないのだが(でも勉強は大変)、会場が少し変だった。
古いビルのワンフロアが、講習会の主催団体の施設となっている。そのフロアの、いくつかの部屋を移動して授業を受ける。休憩時間には、廊下をぶらぶら歩いて気分転換をして過ごした。
このフロア全体、至るところに鏡がある。部屋にも4枚あるし、廊下にもわりと唐突に、大きな鏡が設置されている。階段の踊り場にも、もちろんある。事務機器然とした四角い鏡、何処かの教材会社から贈られたらしい名入りの鏡、100円ショップで間に合わせたような品など様々なものが、壁や柱に貼り付けられている。木彫の装飾がされた鏡や、和風の姿見まで置かれている。なので廊下にいると、鏡の中に別の鏡が映って、遠くの角にある他の鏡を眺める、なんて事ができてしまう。
ビジネスマナー講座などで鏡を使った授業を受けた記憶があるが(例えばお辞儀の姿勢をチェックする)、そういう事はやっていない団体なのだ。なぜこんなに鏡があるのか、よくわからない。
ただはっきりしているのは、この状況が、「いつか見た悪夢」の様だということ。こうして文章にしていても、なんだか怪談話を書いているような気分になる。日常の不条理。
このビル、1階にはケーキ屋、数分歩けばミスタードーナツ、それにシャトレーゼみたいな量販店もある。「2月からは甘いものを控えよう」と思った矢先に、困ったことである。今日も頑張った自分へのご褒美に、帰宅前にチョコレートドーナツを買ってしまった。
そしてこの漫画を買った。どんな話なのかは知らない。ゆうきまさみ氏のファンなのだ。